浅あさき夢見ゆめみし 咽むせびれて
月つきもやおら物憂ものうげに泣ないた
夜よもすがらに慕したる思おもいも
その色いろとしもなかにけり
夢ゆめにし見みつつ 夢ゆめうつつ
声こえにし難がたき 声こえならず
月つきに吠ほえる 一人ひとりぼっち
届とどかないの 謳うたうように
月明つきあかりは語かたるように
なんだ 君きみも一人ひとりぼっち
あざけり笑わらい 風光かぜひかる
むばたまの夜よの更ふけゆけば
夢ゆめにし見みつつ 夢ゆめうつつ
恋こいにし難がたき 恋こいならず
ゆえに吠ほえる 一人ひとりぼっち
わからないの 消きえるように
薄明うすあかりは誘さそうように
そっか これが一人ひとりぼっち
月つきに吠ほえる 一人ひとりぼっち
届とどかないの 謳うたうように
月明つきあかりは語かたるように 答こたえて
何なにゆえに吠ほえる 一人ひとりぼっち
わからないの 消きえるように
薄明うすあかりは誘さそうように
祈いのるように 叫さけぶように 吠ほえる
月つきに吠ほえる
浅あさき夢見ゆめみし咽むせびれて
浅asaきki夢見yumemiしshi 咽muせびれてsebirete
月tsukiもやおらmoyaora物憂monouげにgeni泣naいたita
夜yoもすがらにmosugarani慕shitaるru思omoいもimo
そのsono色iroとしもなかにけりtoshimonakanikeri
夢yumeにしnishi見miつつtsutsu 夢yumeうつつutsutsu
声koeにしnishi難gataきki 声koeならずnarazu
月tsukiにni吠hoえるeru 一人hitoriぼっちbotchi
届todoかないのkanaino 謳utaうようにuyouni
月明tsukiaかりはkariha語kataるようにruyouni
なんだnanda 君kimiもmo一人hitoriぼっちbotchi
あざけりazakeri笑waraいi 風光kazehikaるru
むばたまのmubatamano夜yoのno更fuけゆけばkeyukeba
夢yumeにしnishi見miつつtsutsu 夢yumeうつつutsutsu
恋koiにしnishi難gataきki 恋koiならずnarazu
ゆえにyueni吠hoえるeru 一人hitoriぼっちbotchi
わからないのwakaranaino 消kiえるようにeruyouni
薄明usuaかりはkariha誘sasoうようにuyouni
そっかsokka これがkorega一人hitoriぼっちbotchi
月tsukiにni吠hoえるeru 一人hitoriぼっちbotchi
届todoかないのkanaino 謳utaうようにuyouni
月明tsukiaかりはkariha語kataるようにruyouni 答kotaえてete
何naniゆえにyueni吠hoえるeru 一人hitoriぼっちbotchi
わからないのwakaranaino 消kiえるようにeruyouni
薄明usuaかりはkariha誘sasoうようにuyouni
祈inoるようにruyouni 叫sakeぶようにbuyouni 吠hoえるeru
月tsukiにni吠hoえるeru
浅asaきki夢見yumemiしshi咽muせびれてsebirete