悲かなしい季節きせつはまだ続つづいてく 傍そばにいる 常つねに
何人なんにんかが競きそい合あって決きめた順番じゅんばんはもう意味いみが無なくなったの
間まを縫ぬってあるものを捕つかまえる 容赦ようしゃない視線しせん
その時ときのおまえの顔かおだけは尖とがっているぜ 予定よていを崩くずさない
だらんとしてキャップを閉しめないのなんて良よくないぞ
あらゆるものが離はなれていく こぼれていく
少すこしだって余裕よゆうはないぞ
目めに止とまったその地図ちずの
目めに止とまった場所ばしょへ行ゆけ
そこで虚うつろが待まっていても
お前まえの入いり口ぐちだ
手てで文字もじを書かく人ひとが滅ほろびるなかでひたすらに 故意こいに
今いまさら何なにを刻きざむ? 世紀せいきも変かわる時ときにおまえは変かわらない
浅あさはかに夜よるを気取きどると後あとで危あぶないぞ
美うつくしさの中なかで 近ちかづいたら溢あふれている
限かぎりを越こえて朝あさに病やむ
胸むねを打うつあの場所ばしょの
胸むねを打うつ愛あいの歌うた
歩あるきながら人ひとは言いうのだ
「もう先さきは無ないぞ」
流ながれ込こむあの歌うたの
声こえに沿そって地図ちずが開ひらく
おまえの家いえは変かわらずに 道みちが動うごく
目めに止とまったその地図ちずの
目めに止とまった場所ばしょへ行ゆけ
座すわったままで人ひとは言いうのだ
「そこが入いり口ぐちだ」
悲かなしい季節きせつにまた出会であっても
おまえは行ゆく 常つねに
悲kanaしいshii季節kisetsuはまだhamada続tsuduいてくiteku 傍sobaにいるniiru 常tsuneにni
何人nanninかがkaga競kisoいi合aってtte決kiめたmeta順番junbanはもうhamou意味imiがga無naくなったのkunattano
間maをwo縫nuってあるものをttearumonowo捕tsukaまえるmaeru 容赦yousyaないnai視線shisen
そのsono時tokiのおまえのnoomaeno顔kaoだけはdakeha尖togaっているぜtteiruze 予定yoteiをwo崩kuzuさないsanai
だらんとしてdarantoshiteキャップkyappuをwo閉shiめないのなんてmenainonante良yoくないぞkunaizo
あらゆるものがarayurumonoga離hanaれていくreteiku こぼれていくkoboreteiku
少sukoしだってshidatte余裕yoyuuはないぞhanaizo
目meにni止toまったそのmattasono地図chizuのno
目meにni止toまったmatta場所basyoへhe行yuけke
そこでsokode虚utsuろがroga待maっていてもtteitemo
おo前maeのno入iりri口guchiだda
手teでde文字mojiをwo書kaくku人hitoがga滅horoびるなかでひたすらにbirunakadehitasurani 故意koiにni
今imaさらsara何naniをwo刻kizaむmu? 世紀seikiもmo変kaわるwaru時tokiにおまえはniomaeha変kaわらないwaranai
浅asaはかにhakani夜yoruをwo気取kidoるとruto後atoでde危abuないぞnaizo
美utsukuしさのshisano中nakaでde 近chikaづいたらduitara溢afuれているreteiru
限kagiりをriwo越koえてete朝asaにni病yaむmu
胸muneをwo打uつあのtsuano場所basyoのno
胸muneをwo打uつtsu愛aiのno歌uta
歩aruきながらkinagara人hitoはha言iうのだunoda
「もうmou先sakiはha無naいぞizo」
流nagaれre込koむあのmuano歌utaのno
声koeにni沿soってtte地図chizuがga開hiraくku
おまえのomaeno家ieはha変kaわらずにwarazuni 道michiがga動ugoくku
目meにni止toまったそのmattasono地図chizuのno
目meにni止toまったmatta場所basyoへhe行yuけke
座suwaったままでttamamade人hitoはha言iうのだunoda
「そこがsokoga入iりri口guchiだda」
悲kanaしいshii季節kisetsuにまたnimata出会deaってもttemo
おまえはomaeha行yuくku 常tsuneにni