mitsu 歌詞 FINLANDS ふりがな付

ああ、この夜よるに二人違ふたりちがう
世界せかいの中なかで互たがいにキスする

0 時ときに進すすむ春はるのにおいは
風邪かぜを引ひいてて気付きづけなかった
退屈たいくつだった映画えいがの延滞料金払えんたいりょうきんはらいに歩あるく

染そめ直なおした髪かみの毛け
だんだん色いろが落おちてしまって
赤あかく赤あかく反射はんしゃする

テクノロジーは素晴すばらしい
あなたと何時いつだってあえる
その気きになれば顔かおだって見みるのことが出来できるの

ああ、この後あとにどのくらいの
愛あいやドラマや理想りそうがあるだろう
ああ、でも夜よるは過すぎて行おこなって
朝あさがきたならまた恋こいしよう

給湯器きゅうとうきの音おとばかり
耳みみにつくここ一いっヶ月げつ
鳴ならないベースの音おとも忘わすれてしまって

冷蔵庫れいぞうこに見みえる写真しゃしんは
無理矢理作むりやりつくった様ような笑顔えがおが
とても好すきで剥はがせないよ

テクノロジーは儚はかない
あなたに会あえるなら全すべて必要ひつようないもの
ただそれだけで素敵すてきだもの

ああ、この後あとに二人同ふたりおなじ
ドアを開あけて眠ねむってしまいたい
ねえ、この夜よるも二人ふたりずっと
ドアを閉しめて懐なつかしむの

フォークにナイフにカップにおそろいは全すべて
「きみの好このみばかり会あいたくなるよ」
封ふうを切きらないまま知しらない事ことばかり増ふえてしまうのかしらね
二人ふたりが知しっている蜜みつの味あじは揺ゆるがないでしょ

ああ、この夜よるに二人同ふたりおなじ企たくらみもって飛とび出だせたらな
便利べんりな夜よるに体からだも越こえて
確たしかめるように互たがいにキスする
２人りキスする