欠伸 歌詞 Omoinotake ふりがな付

つられて泣ないた 映画えいがのエンドロール
君きみがあまりにも 綺麗きれいに泣なくから
つられて笑わらった 退屈たいくつなワイドショー
君きみがあまりにも 無邪気むじゃきに笑わらうから

寝ねぼけた顔かおを 見合みあわせておどけた
鏡かがみのように二人ふたり いつでも同おなじ表情ひょうじょうで

大おおきな欠伸あくびに 小ちいさな喜よろこび
クシャクシャの顔かお 隠かくさずに見みせた君きみが
大おおきな欠伸あくびに 隠かくした涙なみだに
僕ぼくは気きづかないままで いつまでも隣となりにいれると思おもっていた

つられて口くちにした 夜よるのチョコレート
君きみがあまりにも 美味おいしそうに目めを細ほそめるから
つられて歌うたった 浴槽よくそうでラブソング
君きみがあまりにも 懐なつかしそうに歌うたうから

寝癖ねぐせのついた髪かみのままでじゃれた
柔やわらかな朝あさはもう 触ふれられないほど遠とおくへ

大おおきな欠伸あくびに つられ笑わらう日々ひび
クシャクシャの顔かお 隠かくさずに見みせた君きみが
吐はき出だした息いきに 隠かくした言葉ことばに
気きづけていたら 君きみは消きえない後悔こうかいだ

君きみがさよなら 口くちにするまで
掛かけ違ちがえたことに 気きづきもしないで
記憶きおくの中なかの 君きみを辿たどっても
答こたえ合あわせは できないままで

大おおきな欠伸あくびを 空からっぽの部屋へやに
思おもい出でだけは 吐はき出だせないままでいる
君きみのいない日々ひび 歩あゆみ止とめた時計とけい
幸しあわせはそこら中じゅうに浮うかんでいたんだと やっと気きづいたんだ