海うみを渡わたった西風にしかぜに
揺ゆれる黄花きばなは佐渡さどの島しま
慣なれぬ都会とかいの小部屋こべやの暮くらし
夜毎よごと夢見ゆめみるふるさとは
風かぜの匂においとおけさ節ぶし
ハアー 佐渡さどへ (ハ アリャサ)
佐渡さどへと草木くさきもなびくヨ (ハ アリャアリャアリャサ)
佐渡さどは居いよいか 住すみよいか (ハ アリャサ サッサ)
都会まちの夜空よぞらは星ほしもない
故郷くにじゃ降ふるよな天あまの川がわ
ぐちをこらえて屋台やたいの隅すみで
心こころまぎらすコップ酒ざけ
ひとりつぶやくおけさ節ぶし
佐渡さどは時雨しぐれりゃ冬支度ふゆじたく
雪ゆきのつぶてに包つつまれる
老おいた父母ふぼ帰かえる日ひまでは
守まもれ祈いのりの鬼太鼓おんだいこ
想おもいのせてのおけさ節ぶし
海umiをwo渡wataったtta西風nishikazeにni
揺yuれるreru黄花kibanaはha佐渡sadoのno島shima
慣naれぬrenu都会tokaiのno小部屋kobeyaのno暮kuらしrashi
夜毎yogoto夢見yumemiるふるさとはrufurusatoha
風kazeのno匂nioいとおけさitookesa節bushi
ハアhaaー 佐渡sadoへhe (ハha アリャサaryasa)
佐渡sadoへとheto草木kusakiもなびくmonabikuヨyo (ハha アリャアリャアリャサaryaaryaaryasa)
佐渡sadoはha居iよいかyoika 住suみよいかmiyoika (ハha アリャサaryasa サッサsassa)
都会machiのno夜空yozoraはha星hoshiもないmonai
故郷kuniじゃja降fuるよなruyona天amaのno川gawa
ぐちをこらえてguchiwokoraete屋台yataiのno隅sumiでde
心kokoroまぎらすmagirasuコップkoppu酒zake
ひとりつぶやくおけさhitoritsubuyakuokesa節bushi
佐渡sadoはha時雨shigureりゃrya冬支度fuyujitaku
雪yukiのつぶてにnotsubuteni包tsutsuまれるmareru
老oいたita父母fubo帰kaeるru日hiまではmadeha
守mamoれre祈inoりのrino鬼太鼓ondaiko
想omoいのせてのおけさinosetenookesa節bushi