しょせんは 添そえない仲なかなのに
あの日ひはやさしく 傘かささしかけて
その気きあるやら ないのやら
女心おんなごころに 火ひをつけた
縁えんを結むすんでおくれやす 祇園ぎおんさん
しだれ桜ざくらの 花吹雪はなふぶき
風かぜに舞まうのは 涙なみだか恋こいか
せめて逢あいたい 逢あいたいね
えー にくいひと
一度いちどは 諦あきらめかけたのに
噂うわさを聞きくたび 心こころは燃もえて
たとえ短みじかい 夢ゆめでいい
散ちって悔くいない 覚悟かくごです
どうぞ叶かなえておくれやす 祇園ぎおんさん
しだれ桜ざくらの お花見はなみで
そばに寄より添そう きれいなお方かた
ちらり目めが合あう 目めが合あうね
えー にくいひと
しだれ桜ざくらの 花はなの下した
浮うかぶ面影おもかげ せつなく揺ゆれて
せめて逢あいたい 逢あいたいね
えー にくいひと
しょせんはsyosenha 添soえないenai仲nakaなのにnanoni
あのano日hiはやさしくhayasashiku 傘kasaさしかけてsashikakete
そのsono気kiあるやらaruyara ないのやらnainoyara
女心onnagokoroにni 火hiをつけたwotsuketa
縁enをwo結musuんでおくれやすndeokureyasu 祇園gionさんsan
しだれshidare桜zakuraのno 花吹雪hanafubuki
風kazeにni舞maうのはunoha 涙namidaかka恋koiかka
せめてsemete逢aいたいitai 逢aいたいねitaine
えeー にくいひとnikuihito
一度ichidoはha 諦akiraめかけたのにmekaketanoni
噂uwasaをwo聞kiくたびkutabi 心kokoroはha燃moえてete
たとえtatoe短mijikaいi 夢yumeでいいdeii
散chiってtte悔kuいないinai 覚悟kakugoですdesu
どうぞdouzo叶kanaえておくれやすeteokureyasu 祇園gionさんsan
しだれshidare桜zakuraのno おo花見hanamiでde
そばにsobani寄yoりri添soうu きれいなおkireinao方kata
ちらりchirari目meがga合aうu 目meがga合aうねune
えeー にくいひとnikuihito
しだれshidare桜zakuraのno 花hanaのno下shita
浮uかぶkabu面影omokage せつなくsetsunaku揺yuれてrete
せめてsemete逢aいたいitai 逢aいたいねitaine
えeー にくいひとnikuihito