毎年まいとし一年いちねんが 早はやくなるから
はなれないように ついて来きた
色いろづく紅葉こうようも 深山桜みやまざくらも
しみじみ味あじわう 夕凪ゆうなぎ橋ばしで…
じっと見みている…
じっと見みている 白しろい月つき
錦にしきを飾かざる夢ゆめ 遠とおく消きえはて
そばに私わたしが ただひとり
枯かれ木きに宿やどった 小鳥ことりみたいに
頼たのまれないのに 居心地いごこち良よくて
背中合せなかあわせの…
背中合せなかあわせの あたたかさ
「一枚いちまい 羽織はおらなきゃ冷ひえてくるよ」と
人ひともうらやむ 仲なかの良よさ
人生じんせい朝露あさつゆ しのぐ雨露あまつゆ
微笑ほほえみ返かえした 夕凪ゆうなぎ橋ばしで…
紅くれないに染そまった…
紅くれないに染そまった 二人連ふたりづれ
毎年maitoshi一年ichinenがga 早hayaくなるからkunarukara
はなれないようにhanarenaiyouni ついてtsuite来kiたta
色iroづくduku紅葉kouyouもmo 深山桜miyamazakuraもmo
しみじみshimijimi味ajiわうwau 夕凪yuunagi橋bashiでde…
じっとjitto見miているteiru…
じっとjitto見miているteiru 白shiroいi月tsuki
錦nishikiをwo飾kazaるru夢yume 遠tooくku消kiえはてehate
そばにsobani私watashiがga ただひとりtadahitori
枯kaれre木kiにni宿yadoったtta 小鳥kotoriみたいにmitaini
頼tanoまれないのにmarenainoni 居心地igokochi良yoくてkute
背中合senakaaわせのwaseno…
背中合senakaaわせのwaseno あたたかさatatakasa
「一枚ichimai 羽織haoらなきゃranakya冷hiえてくるよetekuruyo」とto
人hitoもうらやむmourayamu 仲nakaのno良yoさsa
人生jinsei朝露asatsuyu しのぐshinogu雨露amatsuyu
微笑hohoeみmi返kaeしたshita 夕凪yuunagi橋bashiでde…
紅kurenaiにni染soまったmatta…
紅kurenaiにni染soまったmatta 二人連futariduれre