旅たびに出でろ出でろ 男おとこになれと
馬うまの鈴すずさえ 血ちを湧わかす
ケチなわがまま 小こ意地いじなもんか
清水港しみずみなとも 富士山ふじさんも
知しってくれるぜ 若わかいんだ
森もりを越こえ来くる お祭まつり囃子ばやし
ここも他国たこくか 喧嘩けんか旅たび
故郷くにへのこした お春はるが一人ひとり
泣ないているよな 十三夜じゅうさんや
なっちゃいけねェ 弱気よわきによ
北きたの風かぜ吹ふけ 股旅またたび合羽がっぱ
雪ゆきと雨あめとに 濡ぬれてゆく
表街道おもてかいどう さて裏街道うらかいどう
みんな見みておけ おぼえとけ
おいら清水しみずの 長五郎ちょうごろう
旅tabiにni出deろro出deろro 男otokoになれとninareto
馬umaのno鈴suzuさえsae 血chiをwo湧waかすkasu
ケチkechiなわがままnawagamama 小ko意地ijiなもんかnamonka
清水港shimizuminatoもmo 富士山fujisanもmo
知shiってくれるぜttekureruze 若wakaいんだinda
森moriをwo越koえe来kuるru おo祭matsuりri囃子bayashi
ここもkokomo他国takokuかka 喧嘩kenka旅tabi
故郷kuniへのこしたhenokoshita おo春haruがga一人hitori
泣naいているよなiteiruyona 十三夜juusanya
なっちゃいけねnatchaikeneェe 弱気yowakiによniyo
北kitaのno風kaze吹fuけke 股旅matatabi合羽gappa
雪yukiとto雨ameとにtoni 濡nuれてゆくreteyuku
表街道omotekaidou さてsate裏街道urakaidou
みんなminna見miておけteoke おぼえとけoboetoke
おいらoira清水shimizuのno 長五郎chougorou