目覚めざめないままに朝あさは運はこばれ
鉛なまりの上うえを歩あるく旅人たびびと
何故なぜに私わたしだけいつも
そればかり呟つぶやいて
誰だれかほら 誰だれかほら
さらってよ
誘さそいの香かおりにほどけていく
首筋くびすじを撫なでた甘あまい吐息といき
何故なぜにあなただけいつも
すべてに縛しばられずに
その腕うでで その声こえで
包つつんでよ
目めを閉とじれば聞きこえる
飴色あめいろの水みずの音おと
溶とけた幻まぼろし
私わたしは愛あいに羽はばたく
悦よろこびがどこまでも
満みちていく甘あまい熱ねつ
やさしく堕おちて
罪つみの薫かおるその淵ふちへ 逆さからえずに
夜よごとに募つのる恋こいの熱病ねつびょう
今いまにも体からだから溢あふれそう
遠とおく過去かこに響ひびいた
青あおき春はるの亡霊ぼうれい
早はやく来きて 会あいに来きて
奪うばってよ
さあ どこへ
あなたの求もとめる
楽園らくえんはまだ まだ 私わたしの中なかに
隠かくしてある
目めを閉とじれば聞きこえる
飴色あめいろの水みずの音おと
溶とけた幻まぼろし
私わたしは愛あいに羽はばたく
悦よろこびがどこまでも
満みちていく甘あまい熱ねつ
やさしく堕おちて
罪つみの薫かおるその淵ふちへ 逆さからえずに
目覚mezaめないままにmenaimamani朝asaはha運hakoばれbare
鉛namariのno上ueをwo歩aruくku旅人tabibito
何故nazeにni私watashiだけいつもdakeitsumo
そればかりsorebakari呟tsubuyaいてite
誰dareかほらkahora 誰dareかほらkahora
さらってよsaratteyo
誘sasoいのino香kaoりにほどけていくrinihodoketeiku
首筋kubisujiをwo撫naでたdeta甘amaいi吐息toiki
何故nazeにあなただけいつもnianatadakeitsumo
すべてにsubeteni縛shibaられずにrarezuni
そのsono腕udeでde そのsono声koeでde
包tsutsuんでよndeyo
目meをwo閉toじればjireba聞kiこえるkoeru
飴色ameiroのno水mizuのno音oto
溶toけたketa幻maboroshi
私watashiはha愛aiにni羽haばたくbataku
悦yorokoびがどこまでもbigadokomademo
満miちていくchiteiku甘amaいi熱netsu
やさしくyasashiku堕oちてchite
罪tsumiのno薫kaoるそのrusono淵fuchiへhe 逆sakaらえずにraezuni
夜yoごとにgotoni募tsunoるru恋koiのno熱病netsubyou
今imaにもnimo体karadaからkara溢afuれそうresou
遠tooくku過去kakoにni響hibiいたita
青aoきki春haruのno亡霊bourei
早hayaくku来kiてte 会aいにini来kiてte
奪ubaってよtteyo
さあsaa どこへdokohe
あなたのanatano求motoめるmeru
楽園rakuenはまだhamada まだmada 私watashiのno中nakaにni
隠kakuしてあるshitearu
目meをwo閉toじればjireba聞kiこえるkoeru
飴色ameiroのno水mizuのno音oto
溶toけたketa幻maboroshi
私watashiはha愛aiにni羽haばたくbataku
悦yorokoびがどこまでもbigadokomademo
満miちていくchiteiku甘amaいi熱netsu
やさしくyasashiku堕oちてchite
罪tsumiのno薫kaoるそのrusono淵fuchiへhe 逆sakaらえずにraezuni