火花 歌詞 FLOW ふりがな付

テールライトが 遠とおく瞬またたいた
はしゃいだ記憶きおく 取とり残のこされてる
また大人おとなに なるほど乾かわいた
ささくれ立だった心こころ 狂騒きょうそうの夜よる

疑心暗鬼ぎしんあんきの 街まちを背せに 追おい詰つめられてく
頼たよれるのは 自分じぶんだけと 繰くり返かえすけど

デタラメばかりと わめいてみせても
へばり付ついて 離はなれない焦燥しょうそう
夜よるの向むこう側がわへ 光ひかり射ささずとも
瞳ひとみの奥おく 飛とび散ちった火花ひばな

君きみを中心ちゅうしんに 広ひろがる波紋はもんに
乱らんされてく心こころが暴あばれた
また大人おとなに なれなくて痛いたいな
自暴自棄じぼうじきの海うみに沈しずんで行いく

見失みうしなうね きっと人ひとと 比くらべちゃうから
自分じぶんの姿すがた 虚勢きょせいを張はった その成なれの果はて

くだらねぇ世界せかいと 中指なかゆび立たてても
付ついて回まわる いつかの亡霊ぼうれい
夜よるの向むこう側がわへ 光ひかり射ささずとも
瞳ひとみの奥おく飛とび散ちった火花ひばな

過去かこから未来みらい 時ときの川かわ 流ながれ着ついたの
街まちも人ひとも みんな変かわる ただ確たしかなもの
必死ひっしで探さがしてる

誰だれもが痛いたみに 耐たえ夢ゆめを抱かかえ
ぶつからないように すれ違ちがって行いく
巨大きょだいな交差点こうさてん 目めの前まえの信号しんごうは
今いま 赤あかから「進すすめ!」と青あおに

タガタメでもなく 自分自身じぶんじしんのために
悔くやし涙なみだ 振ふり切きって行いけ
夜よるの向むこう側がわに 答こたえはなくとも
駆かけ出だす時とき 散ちらした火花ひばな

飛とび込こんだのは 燃もえるような 今いまだ