世界には愛しかない 歌詞 欅坂46 テレビ東京系土曜ドラマ24「徳山大五郎を誰が殺したか?」主題歌 ふりがな付

「歩道橋ほどうきょうを駆かけ上あがると、夏なつの青あおい空そらかすぐそこにあった。
絶対ぜったい届とどかないってわかっているはずなのに、僕ぼくはつま先さきで立たって
思おもいっきり手てを伸のばした。」

ただじっと眺ながめ続つづけるなんてできやしない
この胸むねに溢あふれる君きみへの想おもいがもどかしい

「真まっ白しろな入道雲にゅうどうぐもがもくもくと近ちかづいて、
どこかで蝉せみたちが一斉いっせいに鳴ないた。
太陽たいようが一瞬いっしゅん、怯ひるんだ気きがした。」
「複雑ふくざつに見みえるこの世界せかいは
単純たんじゅんな感情かんじょうで動うごいている。」

最初さいしょに秘密ひみつを持もったのはいつだろう?
大人おとなはみんな嘘うそが多おおすぎて忘わすれてる

通とおり抜ぬける風かぜは 僕ぼくに語かたりかける
もう少すこししたら夕立ゆうだちが来くる

世界せかいには愛あいしかない
(信しんじるのはそれだけだ)
今いますぐ僕ぼくは君きみを探さがしに行いこう
誰だれに反対はんたいされても
(心こころの向むきは変かえられない)
それが(それが)僕ぼくの(僕ぼくの)アイデンティティー

「空そらはまだ明あかるいのに、突然とつぜん、雨あめが降ふって来きた。
僕ぼくはずぶ濡ぬれになりながら、街まちを走はしった。」
「夕立ゆうだちも予測よそくできない未来みらいも嫌きらいじゃない。」

最後さいごに大人おとなに逆さからったのはいつだろう?
あきらめること強要きょうようされたあの日ひだったか…
アスファルトの上うえで雨あめが口答くちごたえしてる
傘かさがなくたって走はしりたい日ひもある

未来みらいには愛あいしかない
(空そらはやがて晴はれるんだ)
悲かなしみなんてその時ときの空模様そらもよう
涙なみだに色いろがあったら
(人ひとはもっとやさしくなる)
それが(それが)僕ぼくの(僕ぼくの)リアリティー

君きみに遭あった瞬間しゅんかん 何なにか取とり戻もどしたように
僕ぼくらの上空じょうくうに虹にじが架かかった

世界せかいには愛あいしかない
(信しんじるのはそれだけだ)
今いますぐ僕ぼくは君きみを探さがしに行いこう
誰だれに反対はんたいされても
(心こころの向むきは変かえられない)
それが(それが)僕ぼくの(僕ぼくの)アイデンティティー

「全力ぜんりょくで走はしったせいで、息いきがまだ弾はずんでた。
自分じぶんの気持きもちに正直しょうじきになるって清々すがすがしい。
僕ぼくは信しんじてる。世界せかいには愛あいしかないんだ。」