窓まどの外そとには夜よるが
音おともなく広ひろがって
果実かじつの様ように赤あかく丸まるい月つきが
浮うかんでる
身体からだが縛しばられても
心こころは翔とべるという
でも心こころが縛しばられていたら
どうすれば?
言いわないで どんな一言ひとことでも
消きえかけた 火ひがまた目覚めざめ
冷ひえきった 私わたしの手てのひらを熱あつく
焚たき付つける
時計とけいの針はりの音おとが
静しずかに時ときを刻きざむ
真夜中まよなかの空そらに浮うかんでいる
虹にじを見みた
さよならを 上手うまく言いえないまま
残酷ざんこくに時間じかんは過すぎて
傷跡きずあとは見みえなくなった今いまも
まだうずいている
光ひかりを
あつめて
心こころの底そこにおりてゆく
ゆっくりと
止とめないで どんな言葉ことばででも
消きえかけた 火ひはまた目覚めざめ
雨あめの中なか 炎ほのおは立たち上あがる
やめないで どんな結末けつまつでも
そのままを私わたしに見みせて
にじんでる この街まちのどこかに
あなたをさがすの
光ひかりを
あつめて
心こころの底そこにおりてゆく
ゆっくりと
窓madoのno外sotoにはniha夜yoruがga
音otoもなくmonaku広hiroがってgatte
果実kajitsuのno様youにni赤akaくku丸maruいi月tsukiがga
浮uかんでるkanderu
身体karadaがga縛shibaられてもraretemo
心kokoroはha翔toべるというberutoiu
でもdemo心kokoroがga縛shibaられていたらrareteitara
どうすればdousureba?
言iわないでwanaide どんなdonna一言hitokotoでもdemo
消kiえかけたekaketa 火hiがまたgamata目覚mezaめme
冷hiえきったekitta 私watashiのno手teのひらをnohirawo熱atsuくku
焚taきki付tsuけるkeru
時計tokeiのno針hariのno音otoがga
静shizuかにkani時tokiをwo刻kizaむmu
真夜中mayonakaのno空soraにni浮uかんでいるkandeiru
虹nijiをwo見miたta
さよならをsayonarawo 上手umaくku言iえないままenaimama
残酷zankokuにni時間jikanはha過suぎてgite
傷跡kizuatoはha見miえなくなったenakunatta今imaもmo
まだうずいているmadauzuiteiru
光hikariをwo
あつめてatsumete
心kokoroのno底sokoにおりてゆくnioriteyuku
ゆっくりとyukkurito
止toめないでmenaide どんなdonna言葉kotobaででもdedemo
消kiえかけたekaketa 火hiはまたhamata目覚mezaめme
雨ameのno中naka 炎honooはha立taちchi上aがるgaru
やめないでyamenaide どんなdonna結末ketsumatsuでもdemo
そのままをsonomamawo私watashiにni見miせてsete
にじんでるnijinderu このkono街machiのどこかにnodokokani
あなたをさがすのanatawosagasuno
光hikariをwo
あつめてatsumete
心kokoroのno底sokoにおりてゆくnioriteyuku
ゆっくりとyukkurito