カッコーの巣の下で 歌詞 the pillows ふりがな付

どうしたんだよ 遠とおくを睨にらんで
何なにか言いいかけて すぐ黙だまってさ
蜃気楼しんきろうから誰だれかが手てを振ふる
幻まぼろしをまた見みてるのかい

千切ちぎれた夢ゆめが風かぜに舞まう前まえに
拾ひろい上あげなよ だってキミのモノだ

手てをつないで行いこうぜ
そこに愛あいがあるなら
汚よごれた街まちを抜ぬけ出だせるはずさ
昨日きのうに笑わらわれても
明日あしたと笑わらっていよう
傷痕きずあとはもうただの
トレードマークだろ

冷つめたい頬ほお 濡ぬらしたままだね
忍しのび寄よる雨あめに傘かさを捨すててさ
バイオリンが爆音ばくおんで響ひびく
空中くうちゅう都市としで遊あそぼうぜ

幼おさない頃ころに教おしえられたよね
正ただしいこと まだ解わからないこと

神様かみさまって誰だれだよ
どこに隠かくれてるんだ
泣ないてるキミに
気きがついてくれよ
涙なみだがこぼれても
目めを凝こらしていようぜ
欲ほしい答こたえを見失みうしなわないように

愛あいを知しると 時ときに不自由ふじゆうさ
なのにどうして 愛あいを知しりたい

手てをつないで行いこうぜ
そこに愛あいがあるなら
こわくないだろう
手てをつないで行いこうぜ
昨日きのうに笑わらわれても
明日あしたと笑わらっていよう
手てをつないで行いこうぜ

在ありもしないカッコーの巣すの下したで
オレ達たち 生うまれたのさ
蜃気楼しんきろうから手てを振ふる誰だれかに
いつかきっと会あえるはずさ