太陽のカフス 歌詞 LOST IN TIME ふりがな付

知しらぬ間まに鳴なったスタートの号砲ごうほうで
世界せかいを知しる事ことになって
気きまずさに吐はいたそれまでの環境かんきょうじゃ
愚痴ぐちをこぼす暇ひまもなくて

どうすればいいの どうしたらいいの
考かんがえるほどに 遠とおくなる実像じつぞう
もうそれはきっと 僕ぼくじゃない何なにか
背伸せのびするほどに 顔かおを出だす虚像きょぞう

承認しょうにん欲求よっきゅうを充みたしたいがために
弱者じゃくしゃの剣けん振ふり回まわして
望のぞんでさえいなかったサイコロの出目でめに
踊おどらされる日々ひびの中なかで

どうすればいいの どうしたらいいの
考かんがえるほどに 遠とおくなる国境こっきょう
もうそれはきっと ここじゃないどこか
押おし黙だまるほどに 湧わき上あがる感情かんじょう

まだ僕ぼくらは この世界せかいの涙なみだを
まだ僕ぼくらは 止とめられずにいて
まだ僕ぼくらは 作つくりかけのまま
見当みあたらないパズルの
足たりない正解せいかいのピース 探さがしながら

どうすればいいの どうしたらいいの
考かんがえるほどに 遠とおくなる実像じつぞう
もうそれはきっと 僕ぼくじゃない何なにか
背伸せのびするほどに 顔かおを出だす虚像きょぞう

もし僕ぼくらが この世界せかいの誰だれより
もし僕ぼくらが 笑顔えがおを忘わすれて
もし僕ぼくらが ひとりぼっちになっても
色褪いろあせない記憶きおくを
抱だきしめて暗くらい夜空よぞらを 見上みあげながら

歩あるいて行いこう