あなたと わたし
あなたの目めのなかにいるわたしを見みる
わたしのなかに入はいったあなたを感かんじる
あなたの腕うでのなかで朝あさの小鳥ことりの声こえを聴きく
あなたはパジャマの下しただけで
わたしはパジャマの上うえだけで
窓まどから入はいってきた風かぜにくすぐられて
くしゃみしたあなたを見みて
そんな格好かっこうしてるからでしょうと笑わらう
笑わらい合あって 見みつめ合あって 抱だき合あって
あなたと わたし
ふたりでいるだけで
幸しあわせに声こえがさらわれた
あなたの名前なまえを呼よぶだけで
胸むねがいっぱいになった
なにひとつ歌うたうことはなかった
あなたさえいれば
わたしは歌うたわなくてもよかった
あの夜よる あなたはいなくなった
声こえが口くちからあふれ出だした
両手りょうてで押おさえても止とめられない
悲鳴ひめいのように 嗚咽おえつのように
わたしは歌うたう
二度にどと笑わらうことができないから
わたしは歌うたう 歌うたう 歌うたう 歌うたう
あなたとanatato わたしwatashi
あなたのanatano目meのなかにいるわたしをnonakaniiruwatashiwo見miるru
わたしのなかにwatashinonakani入haiったあなたをttaanatawo感kanじるjiru
あなたのanatano腕udeのなかでnonakade朝asaのno小鳥kotoriのno声koeをwo聴kiくku
あなたはanatahaパジャマpajamaのno下shitaだけでdakede
わたしはwatashihaパジャマpajamaのno上ueだけでdakede
窓madoからkara入haiってきたttekita風kazeにくすぐられてnikusugurarete
くしゃみしたあなたをkusyamishitaanatawo見miてte
そんなsonna格好kakkouしてるからでしょうとshiterukaradesyouto笑waraうu
笑waraいi合aってtte 見miつめtsume合aってtte 抱daきki合aってtte
あなたとanatato わたしwatashi
ふたりでいるだけでfutarideirudakede
幸shiawaせにseni声koeがさらわれたgasarawareta
あなたのanatano名前namaeをwo呼yoぶだけでbudakede
胸muneがいっぱいになったgaippaininatta
なにひとつnanihitotsu歌utaうことはなかったukotohanakatta
あなたさえいればanatasaeireba
わたしはwatashiha歌utaわなくてもよかったwanakutemoyokatta
あのano夜yoru あなたはいなくなったanatahainakunatta
声koeがga口kuchiからあふれkaraafure出daしたshita
両手ryouteでde押oさえてもsaetemo止toめられないmerarenai
悲鳴himeiのようにnoyouni 嗚咽oetsuのようにnoyouni
わたしはwatashiha歌utaうu
二度nidoとto笑waraうことができないからukotogadekinaikara
わたしはwatashiha歌utaうu 歌utaうu 歌utaうu 歌utaうu