STEP TO FAR 歌詞 CHEMISTRY ふりがな付

波なみがさらった砂すなの城しろと 風かぜがさらった君きみの心こころと

幾いくつもの言葉ことばを君きみはくれたけど 何なにも答こたえもせずに
省かえりみる気持きもちが打うち寄よせる度たびに消きえる君きみの足跡あしあと

空そらを渡わたる風かぜになりたい 水面みなもを滑すべる音おとになりたい
光ひかりあふれる色いろになりたい
無ないものねだる僕ぼくの声こえは 何なにも出来できずから回まわる
僕ぼくは一人ひとりで波なみに浮うかんで
揺ゆれている

薄紫うすむらさきに空そらが染そまる 光ひかりが少すこし懐なつかしくなる

海風うみかぜが吹ふき止やむ夕凪ゆうなぎの頃ころに 僕ぼくは船ふねをだすだろう
省かえりみる気持きもちが遅おそすぎたけれど 君きみに逢あいに走はしろう

心こころにたてる虹にじが欲ほしい 時ときを渡わたれる翼つばさが欲ほしい
君きみに語かたれる言葉ことばが欲ほしい
僕ぼくは小ちいさな波なみになって 君きみを全部ぜんぶ抱だきしめる
そして大おおきなゆらぎにゆられ
目めを閉とじる