ひらり手ての中なかに 舞まい降おりてきた
愛いとしき思おもいは あの頃ころのまま
見みつめ合あえば夏なつが薫かおる
ハカランダの花はなの下したで
わたしたちは 確たしかめ合あい 時ときを忘わすれ
ありふれ退屈たいくつな魂たましいを脱ぬぎ捨すてた
花はなを散ちらす嵐あらしがいつか
やって来くると知しっていても
すべてを解とき放はなつ愛あいは
ミロンガの一夜いちやがわたしとあなたの運命うんめいを変かえてしまったの
頬ほおに触ふれるあなたのその冷つめたい手てを
フォルトゥーナの女神めがみは そっと振ふりほどいた
過すぎし日々ひびの 切せつなき想おもい
ゆりかごに抱だかれ眠ねむれ
行いく人ひとの肩かたに降ふりつもる
哀かなしみの白しろい雪ゆきがいつか溶とけてゆく季節きせつが来くるその日ひまで
抗あらがえないすべてのこと
光ひかりの中なかへ落おちてゆく愛あいの砂時計すなどけい 去さりゆく時とききざみながら
ひらりhirari手teのno中nakaにni 舞maいi降oりてきたritekita
愛itoしきshiki思omoいはiha あのano頃koroのままnomama
見miつめtsume合aえばeba夏natsuがga薫kaoるru
ハカランダhakarandaのno花hanaのno下shitaでde
わたしたちはwatashitachiha 確tashiかめkame合aいi 時tokiをwo忘wasuれre
ありふれarifure退屈taikutsuなna魂tamashiiをwo脱nuぎgi捨suてたteta
花hanaをwo散chiらすrasu嵐arashiがいつかgaitsuka
やってyatte来kuるとruto知shiっていてもtteitemo
すべてをsubetewo解toきki放hanaつtsu愛aiはha
ミロンガmirongaのno一夜ichiyaがわたしとあなたのgawatashitoanatano運命unmeiをwo変kaえてしまったのeteshimattano
頬hooにni触fuれるあなたのそのreruanatanosono冷tsumeたいtai手teをwo
フォルトゥforutwuーナnaのno女神megamiはha そっとsotto振fuりほどいたrihodoita
過suぎしgishi日々hibiのno 切setsuなきnaki想omoいi
ゆりかごにyurikagoni抱daかれkare眠nemuれre
行iくku人hitoのno肩kataにni降fuりつもるritsumoru
哀kanaしみのshimino白shiroいi雪yukiがいつかgaitsuka溶toけてゆくketeyuku季節kisetsuがga来kuるそのrusono日hiまでmade
抗aragaえないすべてのことenaisubetenokoto
光hikariのno中nakaへhe落oちてゆくchiteyuku愛aiのno砂時計sunadokei 去saりゆくriyuku時tokiきざみながらkizaminagara