暁 歌詞 沼倉愛美 ふりがな付

誓ちかった昨日きのうが遠とおくなって
振ふり返かえってはあしあと探さがす日々ひび
うまれる明日あしたがまぶしくて
目めを逸そらしてしまうこともある

どんなに強つよがっていようと
扉とびらは開あけられないの ひとりでは
この手てをとって ふたりへ

今いまこの瞬間しゅんかんが永遠えいえんじゃないなら
その言葉ことばをずっと思おもい出だせるように
大切たいせつにしよう 宝箱たからばこにしまって
いつもさよならの時ときは
気きづけばすぐにやってくるけど
もう信しんじられるから
さあ早はやくいかなきゃ あなたが待まってる

滲にじんだ景色けしきを眺ながめては
心こころを閉とざし佇たたずんでいた
ちっちゃなビーズを握にぎった
もうあの日ひの寂さびしい私わたしじゃないから
本当ほんとうの声こえをあなたへ

今いまこの瞬間しゅんかんが永遠えいえんじゃないなら
その笑顔えがおをずっと思おもい出だせるように
見みつめていよう 約束やくそくの鍵かぎを持もって
いつも倒たおれそうなときも
大丈夫だいじょうぶだと言いってくれれば
そんな気きがしてくるの
ほら見みて 優やさしさが世界せかいにとけてく

てのひら重かさねて
隣となりを歩あるいた
ゆるやかに空そらが
あけてく

今いまこの瞬間しゅんかんが永遠えいえんじゃなくても
その思おもいはきっと輝かがやくように
繋つながるのだろう あなたの一部いちぶになって
いつか失うしなった時ときも
愛いとしく思おもうことができたら
何なにも怖こわくなんてない
さあ早はやくいかなきゃ あなたが持もってる