濡ぬれた前髪まえがみを分わけて あーあ と呟つぶやいた 夕立ゆうだちが嗤わらう
晴はれた空そらの向むこう あーあ すぐそこで夏なつの匂においがする
壊こわれた電灯でんとう 閉しまる商店街しょうてんがい
開あかずの踏切ふみきり近ちかく公園こうえんで
いつかの今日きょうも 雨あめが降ふっていた
積つみ重かさねた ただいま を消けしたのは
僕ぼくなのになあ
紫陽花あじさいが咲さく頃ころ 君きみの亡霊ぼうれいが 僕ぼくを呼よんでいる
"会あいたいな" この気持きもちを君きみのせいにして
冴さえた頭あたまが余計よけいな ことばっか 考かんがえて止やまない
降ふり続つづく6月がつの 雨あめ が止やめば 忘わすれられたりしてさ
例たとえばいつかが来くるとして
僕ぼくらはそれで幸しあわせかな とか
君きみを案あんじるフリをして
僕ぼくらはそれが幸しあわせだろ とか
かっこ悪わるくてため息いきが出でる
紫陽花あじさいが咲さく頃ころ 君きみの亡霊ぼうれいを探さがして彷徨さまよう
僕ぼくらのその続つづきは 夏なつに溶とけてゆく
だから
紫陽花あじさいが咲さく頃ころ 君きみの亡霊ぼうれいが僕ぼくを呼よんでいる
"会あいたいな" この気持きもちを君きみのせいにして
濡nuれたreta前髪maegamiをwo分waけてkete あaーあa とto呟tsubuyaいたita 夕立yuudachiがga嗤waraうu
晴haれたreta空soraのno向muこうkou あaーあa すぐそこでsugusokode夏natsuのno匂nioいがするigasuru
壊kowaれたreta電灯dentou 閉shiまるmaru商店街syoutengai
開aかずのkazuno踏切fumikiri近chikaくku公園kouenでde
いつかのitsukano今日kyouもmo 雨ameがga降fuっていたtteita
積tsuみmi重kasaねたneta ただいまtadaima をwo消keしたのはshitanoha
僕bokuなのになあnanoninaa
紫陽花ajisaiがga咲saくku頃koro 君kimiのno亡霊boureiがga 僕bokuをwo呼yoんでいるndeiru
"会aいたいなitaina" このkono気持kimoちをchiwo君kimiのせいにしてnoseinishite
冴saえたeta頭atamaがga余計yokeiなna ことばっかkotobakka 考kangaえてete止yaまないmanai
降fuりri続tsuduくku6月gatsuのno 雨ame がga止yaめばmeba 忘wasuれられたりしてさreraretarishitesa
例tatoえばいつかがebaitsukaga来kuるとしてrutoshite
僕bokuらはそれでrahasorede幸shiawaせかなsekana とかtoka
君kimiをwo案anじるjiruフリfuriをしてwoshite
僕bokuらはそれがrahasorega幸shiawaせだろsedaro とかtoka
かっこkakko悪waruくてためkutetame息ikiがga出deるru
紫陽花ajisaiがga咲saくku頃koro 君kimiのno亡霊boureiをwo探sagaしてshite彷徨samayoうu
僕bokuらのそのranosono続tsuduきはkiha 夏natsuにni溶toけてゆくketeyuku
だからdakara
紫陽花ajisaiがga咲saくku頃koro 君kimiのno亡霊boureiがga僕bokuをwo呼yoんでいるndeiru
"会aいたいなitaina" このkono気持kimoちをchiwo君kimiのせいにしてnoseinishite