花はなのお寺てらに 届とどく
ひと足早あしはやい 春便はるだより
梅うめの蕾つぼみが 煌きらりと光ひかり
梢こずえの鶯うぐいす 啼なくばかり
貴方あなたを追おって 小走こばしりに
生いきて来きた 人生じんせいの
巣立すだちの旅たびに 思おもい出でを
納おさめに 来きました
うらら 春麗はるうらら うらうら うらら
うらら 春麗はるうらら うらうら うらら
苔こけの山門さんもん 上のぼる
石段途中いしだんとちゅうで 立たち尽つくし
幻影ゆめの霞かすみが 白しろく煙けむって
貴方あなたの笑顔えがおが 遠離とおざかる
迷まよう事ことなく 真まっ直すぐに
貫つらぬいた この愛あいを
貴方あなたのために 幸福しあわせを
願ねがいに 来きました
うらら 春麗はるうらら うらうら うらら
うらら 春麗はるうらら うらうら うらら
愛いとし人ひとの 心こころが
御百度踏おひゃくどふんで 変かわるなら
詮無せんない事ことと わかっていても
零こぼれた涙なみだの 波なみの紋もん
私わたしのどこが 嫌きらわれた
繰くり返かえす 問とい掛かけに
答こたえ出だせない 愚おろかさを
縋すがりに 来きました
うらら 春麗はるうらら うらうら うらら
うらら 春麗はるうらら うらうら うらら
花hanaのおnoo寺teraにni 届todoくku
ひとhito足早ashihayaいi 春便harudayoりri
梅umeのno蕾tsuboみがmiga 煌kiraりとrito光hikaりri
梢kozueのno鶯uguisu 啼naくばかりkubakari
貴方anataをwo追oってtte 小走kobashiりにrini
生iきてkite来kiたta 人生jinseiのno
巣立sudaちのchino旅tabiにni 思omoいi出deをwo
納osaめにmeni 来kiましたmashita
うららurara 春麗haruuraらra うらうらuraura うららurara
うららurara 春麗haruuraらra うらうらuraura うららurara
苔kokeのno山門sanmon 上noboるru
石段途中ishidantochuuでde 立taちchi尽tsuくしkushi
幻影yumeのno霞kasumiがga 白shiroくku煙kemuってtte
貴方anataのno笑顔egaoがga 遠離toozakaるru
迷mayoうu事kotoなくnaku 真maっxtu直suぐにguni
貫tsuranuいたita このkono愛aiをwo
貴方anataのためにnotameni 幸福shiawaseをwo
願negaいにini 来kiましたmashita
うららurara 春麗haruuraらra うらうらuraura うららurara
うららurara 春麗haruuraらra うらうらuraura うららurara
愛itoしshi人hitoのno 心kokoroがga
御百度踏ohyakudofuんでnde 変kaわるならwarunara
詮無sennaいi事kotoとto わかっていてもwakatteitemo
零koboれたreta涙namidaのno 波namiのno紋mon
私watashiのどこがnodokoga 嫌kiraわれたwareta
繰kuりri返kaeすsu 問toいi掛kaけにkeni
答kotaえe出daせないsenai 愚oroかさをkasawo
縋sugaりにrini 来kiましたmashita
うららurara 春麗haruuraらra うらうらuraura うららurara
うららurara 春麗haruuraらra うらうらuraura うららurara