君きみと出逢であったあの日ひ、僕ぼくの胸むねの中なかに投なげ込こまれた
まっさらなノートの表紙ひょうしには、日付ひづけだけが記しるされていて、
どうやら、恋こいの始はじまりとはこういう事ことなのか? と気付きづいて、
何なんとなく日々ひびペンを走はしらせた、君きみには内緒ないしょで。
今いまはもう、読よみ切きれないほどの思おもい出でが溢あふれてる。
色褪いろあせても、滲にじんでも、どれ一ひとつ消けせやしない。
この五感全ごかんすべてで感かんじてる君きみを、ありのままに書かき記しるそう。
時々ときどき、働はたらくもう一ひとつで、嫉妬しっとや強つよがりも書かき足たせば、
そこに浮うかび上あがる、君きみを包つつみ込こむ愛いとしき想おもい。
さぁ、次つぎのページをめくろう。空白くうはくだらけの未来みらいを。
主語無しゅごなしでも成なり立たつ様ような、不思議ふしぎな会話かいわもお手ての物ものさ。
でも、たまには歯はの浮うきそうな言葉ことばも聞きかせて。
例たとえば、勝手かってな思おもい込こみで、信しんじた分ぶん 凹へこむのも、
すれ違ちがいも、馴なれ合あいも、恋こいに隠かくされたスパイス。
あのガードレールを飛とび越こえれたら、キスすると約束やくそくをした。
あれから、もうどれだけの壁かべを、今日きょうまで二人ふたりで越こえたのだろう?
冬空ふゆぞらに凍こごえる君きみを包つつみ込こむ、マフラーの様ように、
そっと肩かたを抱だき寄よせながら、粉雪こなゆきに濡ぬれた道みちを。
空そらに浮うかぶカイトへと伸のびたラインの様ように、
か細ぼそくとも途切とぎれはしない、確たしかな祈いのり。
変かわってゆく君きみも、変かわらない君きみも、ありのままに書かき記しるそう。
油断ゆだんした隙すきのマヌケ顔がおは、大丈夫だいじょうぶ・・!美化びかして書かいておくよ。
あの日ひだまりの様ように、君きみを包つつみ込こむ愛いとしき想おもい
さぁ、次つぎのページをめくろう。空白くうはくだらけの道みちを。
粉雪こなゆきに濡ぬれた未来みらいを。
君kimiとto出逢deaったあのttaano日hi、僕bokuのno胸muneのno中nakaにni投naげge込koまれたmareta
まっさらなmassaranaノnoートtoのno表紙hyoushiにはniha、日付hidukeだけがdakega記shiruされていてsareteite、
どうやらdouyara、恋koiのno始hajiまりとはこういうmaritohakouiu事kotoなのかnanoka? とto気付kiduいてite、
何nanとなくtonaku日々hibiペンpenをwo走hashiらせたraseta、君kimiにはniha内緒naisyoでde。
今imaはもうhamou、読yoみmi切kiれないほどのrenaihodono思omoいi出deがga溢afuれてるreteru。
色褪iroaせてもsetemo、滲nijiんでもndemo、どれdore一hitoつtsu消keせやしないseyashinai。
このkono五感全gokansubeてでtede感kanじてるjiteru君kimiをwo、ありのままにarinomamani書kaきki記shiruそうsou。
時々tokidoki、働hataraくもうkumou一hitoつでtsude、嫉妬shittoやya強tsuyoがりもgarimo書kaきki足taせばseba、
そこにsokoni浮uかびkabi上aがるgaru、君kimiをwo包tsutsuみmi込koむmu愛itoしきshiki想omoいi。
さぁsaa、次tsugiのnoペpeージjiをめくろうwomekurou。空白kuuhakuだらけのdarakeno未来miraiをwo。
主語無syugonaしでもshidemo成naりri立taつtsu様youなna、不思議fushigiなna会話kaiwaもおmoo手teのno物monoさsa。
でもdemo、たまにはtamaniha歯haのno浮uきそうなkisouna言葉kotobaもmo聞kiかせてkasete。
例tatoえばeba、勝手katteなna思omoいi込koみでmide、信shinじたjita分bun 凹hekoむのもmunomo、
すれsure違chigaいもimo、馴naれre合aいもimo、恋koiにni隠kakuされたsaretaスパイスsupaisu。
あのanoガgaードレdoreールruをwo飛toびbi越koえれたらeretara、キスkisuするとsuruto約束yakusokuをしたwoshita。
あれからarekara、もうどれだけのmoudoredakeno壁kabeをwo、今日kyouまでmade二人futariでde越koえたのだろうetanodarou?
冬空fuyuzoraにni凍kogoえるeru君kimiをwo包tsutsuみmi込koむmu、マフラmafuraーのno様youにni、
そっとsotto肩kataをwo抱daきki寄yoせながらsenagara、粉雪konayukiにni濡nuれたreta道michiをwo。
空soraにni浮uかぶkabuカイトkaitoへとheto伸noびたbitaラインrainのno様youにni、
かka細bosoくともkutomo途切togiれはしないrehashinai、確tashiかなkana祈inoりri。
変kawaってゆくtteyuku君kimiもmo、変kawaらないranai君kimiもmo、ありのままにarinomamani書kaきki記shiruそうsou。
油断yudanしたshita隙sukiのnoマヌケmanuke顔gaoはha、大丈夫daijoubu・・!美化bikaしてshite書kaいておくよiteokuyo。
あのano日hiだまりのdamarino様youにni、君kimiをwo包tsutsuみmi込koむmu愛itoしきshiki想omoいi
さぁsaa、次tsugiのnoペpeージjiをめくろうwomekurou。空白kuuhakuだらけのdarakeno道michiをwo。
粉雪konayukiにni濡nuれたreta未来miraiをwo。