線香花火 歌詞 風味堂 ふりがな付

暑あつい夏なつが終おわりを告つげる時ときは
別わかれのそよ風かぜくらいが
ちょうどいいんだ

強つよがってみたけど…ツライよ

花火はなびのあとの砂浜去すなはまさる時ときは
想おもい出波でなみに帰かえすくらいが
ちょうどいいんだ

分わかっちゃいるけど…ツライよ

しょせんは遊あそびの恋こいなのに
この夏限なつかぎりの愛あいのはずなのに
未練みれんが残のこす日焼ひやけの痕あとは
残暑見舞ざんしょみまいにもなりゃしない

Ohオー…会あいたいよ
本当ほんとうは今いまでも好すきだから
消きえそで消きえずに落おちてゆく
線香花火せんこうはなびはいまだ 恋こいわずらいのままで

しょせんは刹那せつなの夢ゆめなのに
きれいなまま消きえるはずだったのに
満みちてゆく程潮時ほどしおどきは
愛いとしい夏なつを連つれ去さってく

Ohオー…会あいたいよ
本当ほんとうは今いまでも好すきだから
消きえそで消きえずに落おちてゆく
線香花火せんこうはなびはいまだ 恋こいわずらいのままで

Ohオー…忘わすれないよ
最後さいごの火玉ひだまが落おちるまで
言いえそで言いえずに過すぎてゆく
線香花火せんこうはなびはいまだ 恋こいわずらいのままで