鳩はとの血ちのいろ
似合にあう雪ゆきの首くび
接吻ベエゼより甘あまい
あなたの牙きばの痕あと
少女しょうじょのときから
待まち続つづけていた
小ちいさな悪夢あくま
つなぎつむぎあわせながら
棘とげを手折たおる優雅ゆうがな指ゆびで
わたし弔とむらわれて眠ねむり
月つきの柩ひつぎで目覚めざめた
ただあなたを愛あいするため
人ひとはこころを
胸むねの奥隠おくかくすけど
宝石匣ほうせきばこで
わたしは育そだてるの
永ながすぎる魔冬まふゆ
哀かなしみ抱かかえた
あなたの腕うでに
放はなたれ輝かがやけるように
誰だれも願ねがう
永遠とわの愛あいは
初はじめからここにしかない
だから貴とうといと知しるほど
ただあなただけ崇あがめる
愛いとおしい お父様とうさま
わたしを 抱だいて
蕾散つぼみちらす懺悔ざんげの爪つめに
わたし抉えぐり取とられ睡ねむり
薔薇ばらの柩ひつぎで叶かなわぬ
ただ馨かぐわしい死しを夢ゆめむ
無垢むくなる無為むいなる
真紅しんくの真白ましろき花嫁はなよめ
さよなら遠とおい刻とき
鳩hatoのno血chiのいろnoiro
似合niaうu雪yukiのno首kubi
接吻beezeよりyori甘amaいi
あなたのanatano牙kibaのno痕ato
少女syoujoのときからnotokikara
待maちchi続tsuduけていたketeita
小chiiさなsana悪夢akuma
つなぎつむぎあわせながらtsunagitsumugiawasenagara
棘togeをwo手折taoるru優雅yuugaなna指yubiでde
わたしwatashi弔tomuraわれてwarete眠nemuりri
月tsukiのno柩hitsugiでde目覚mezaめたmeta
ただあなたをtadaanatawo愛aiするためsurutame
人hitoはこころをhakokorowo
胸muneのno奥隠okukakuすけどsukedo
宝石匣housekibakoでde
わたしはwatashiha育sodaてるのteruno
永nagaすぎるsugiru魔冬mafuyu
哀kanaしみshimi抱kakaえたeta
あなたのanatano腕udeにni
放hanaたれtare輝kagayaけるようにkeruyouni
誰dareもmo願negaうu
永遠towaのno愛aiはha
初hajiめからここにしかないmekarakokonishikanai
だからdakara貴toutoいとito知shiるほどruhodo
ただあなただけtadaanatadake崇agaめるmeru
愛itoおしいoshii おo父様tousama
わたしをwatashiwo 抱daいてite
蕾散tsubomichiらすrasu懺悔zangeのno爪tsumeにni
わたしwatashi抉eguりri取toられrare睡nemuりri
薔薇baraのno柩hitsugiでde叶kanaわぬwanu
ただtada馨kaguwaしいshii死shiをwo夢yumeむmu
無垢mukuなるnaru無為muiなるnaru
真紅shinkuのno真白mashiroきki花嫁hanayome
さよならsayonara遠tooいi刻toki