太陽系たいようけいの小ちいさな星ほしに生うまれて
民主主義みんしゅしゅぎの小ちいさな島国しまぐにに育そだった
同おなじ顔かおの人達ひとたちが同おなじ色いろの溜ため息いきを吐はき捨すて
それぞれの孤独こどくと欲望よくぼうを無音むおんの笑顔えがおに隠かくしている
空そらを見上みあげた黒眼くろめが雲くもを追おうスピードで
いつしか僕ぼくの目めは苔こけの生はえた霧きりの朝あさの様ように
霞かすんでいて全すべて曇くもって見みえるんだ
コンクリートを一歩一歩踏いっぽいっぽふみしめてゆく
誰だれかの手てがもつれる足あしを掴つかんでいる
「ほらこっちへ来こい欲ほしいなら全すべてくれてやるぞ」
「いいえいりません生うまれた日ひの目めを下ください。」
生うまれた日ひの目めを
生うまれた日ひの目めで空そらを見みたんだ
白しろい葉はっぱ赤あかい風かぜに消きえた
星ほしを手てのひらに君きみが笑わらった
生うまれた日ひの目めで
生うまれた日ひの目めで
生うまれた日ひの目めで
街まちは欲望よくぼうが尽つきるまで夜よるは明あけず
帝都ていとを誇ほこらしげにネオンで飾かざっている
血ちを吐はき倒たおれた男おとこの周まわりりに群むらがる人々ひとびと
それを横目よこめで足早あしばやに去さる人々ひとびと
「おい大丈夫だいじょうぶか?この手てに掴つかまれ」
心こころの中なかの僕ぼくが右手みぎてを出だしている。
本当ほんとの僕ぼくの右手みぎては凍こおりついたまま
人込ひとごみに飲のまれ何度なんども振ふり返かえる
本当ほんとの優やさしさと偽善ぎぜんを恐おそれる気持きもちが
混まざり合あった時点じてんで偽善ぎぜんなのかもしれない
僕ぼくが生うまれた日ひに母ははがくれた笑顔えがおを
そのまま笑顔えがおで返かえした瞳ひとみを、、、。
生うまれた日ひの目めで空そらを見みたんだ
白しろい葉はっぱ赤あかい雨あめに濡ぬれた
傘かさを片手かたてに君きみが笑わらった
生うまれた日ひの目めで
生うまれた日ひの目めで
生うまれた日ひの目めで
太陽系taiyoukeiのno小chiiさなsana星hoshiにni生uまれてmarete
民主主義minsyusyugiのno小chiiさなsana島国shimaguniにni育sodaったtta
同onaじji顔kaoのno人達hitotachiがga同onaじji色iroのno溜taめme息ikiをwo吐haきki捨suてte
それぞれのsorezoreno孤独kodokuとto欲望yokubouをwo無音muonのno笑顔egaoにni隠kakuしているshiteiru
空soraをwo見上miaげたgeta黒眼kuromeがga雲kumoをwo追oうuスピsupiードdoでde
いつしかitsushika僕bokuのno目meはha苔kokeのno生haえたeta霧kiriのno朝asaのno様youにni
霞kasuんでいてndeite全subeてte曇kumoってtte見miえるんだerunda
コンクリkonkuriートtoをwo一歩一歩踏ippoippofuみしめてゆくmishimeteyuku
誰dareかのkano手teがもつれるgamotsureru足ashiをwo掴tsukaんでいるndeiru
「ほらこっちへhorakotchihe来koいi欲hoしいならshiinara全subeてくれてやるぞtekureteyaruzo」
「いいえいりませんiieirimasen生uまれたmareta日hiのno目meをwo下kudaさいsai。」
生uまれたmareta日hiのno目meをwo
生uまれたmareta日hiのno目meでde空soraをwo見miたんだtanda
白shiroいi葉haっぱppa赤akaいi風kazeにni消kiえたeta
星hoshiをwo手teのひらにnohirani君kimiがga笑waraったtta
生uまれたmareta日hiのno目meでde
生uまれたmareta日hiのno目meでde
生uまれたmareta日hiのno目meでde
街machiはha欲望yokubouがga尽tsuきるまでkirumade夜yoruはha明aけずkezu
帝都teitoをwo誇hokoらしげにrashigeniネオンneonでde飾kazaっているtteiru
血chiをwo吐haきki倒taoれたreta男otokoのno周mawariりにrini群muraがるgaru人々hitobito
それをsorewo横目yokomeでde足早ashibayaにni去saるru人々hitobito
「おいoi大丈夫daijoubuかka?このkono手teにni掴tsukaまれmare」
心kokoroのno中nakaのno僕bokuがga右手migiteをwo出daしているshiteiru。
本当hontoのno僕bokuのno右手migiteはha凍kooりついたままritsuitamama
人込hitogoみにmini飲noまれmare何度nandoもmo振fuりri返kaeるru
本当hontoのno優yasaしさとshisato偽善gizenをwo恐osoれるreru気持kimoちがchiga
混maざりzari合aったtta時点jitenでde偽善gizenなのかもしれないnanokamoshirenai
僕bokuがga生uまれたmareta日hiにni母hahaがくれたgakureta笑顔egaoをwo
そのままsonomama笑顔egaoでde返kaeしたshita瞳hitomiをwo、、、。
生uまれたmareta日hiのno目meでde空soraをwo見miたんだtanda
白shiroいi葉haっぱppa赤akaいi雨ameにni濡nuれたreta
傘kasaをwo片手katateにni君kimiがga笑waraったtta
生uまれたmareta日hiのno目meでde
生uまれたmareta日hiのno目meでde
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