柔やわらかな後おくれ毛げは
日溜ひだまりのように金色きんいろに
輝かがやいて少女しょうじょの時ときを刻きざんでいくよ
このまま消きえることができたなら
小ちいさな傘かささして
あるはずもない水みずたまりに白しろい翼つばさを映うつすよ
Shylpeed 幻まぼろしのように一日いちにちが終おわればいい
赤色あかいろの日差ひざし唇くちびるに触ふれる前まえに
あなたに会あいたい
この羽はねが欲ほしいなら大事だいじなものを差さし出だせと
「私わたしはこの季節きせつしか咲さかない花はなです」
手紙てがみを約束やくそくの木きの下埋したうめた時ときには
もう私わたしは少女しょうじょではなく自分じぶんさえなくなっていた
Shylpeed 黒髪くろかみをほどき階段かいだんを駆かけ上あがった
この街まちを見渡みわたせる高たかい場所ばしょから
あなたを探さがすよ 手てを広ひろげて
たとえばあの錆さびれた廃屋はいおくで
美うつくしい歌うたを彼女かのじょは歌うたうよ
ねえ自分じぶんであること誰だれかが言ゆうほど
そんなに大事だいじなものなんだろうかって
Shylpeed 幻まぼろしのように一日いちにちが終おわればいい
赤色あかいろの日差ひざし唇くちびるに触ふれる前まえに
あなたに会あいたい
柔yawaらかなrakana後okuれre毛geはha
日溜hidaまりのようにmarinoyouni金色kiniroにni
輝kagayaいてite少女syoujoのno時tokiをwo刻kizaんでいくよndeikuyo
このままkonomama消kiえることができたならerukotogadekitanara
小chiiさなsana傘kasaさしてsashite
あるはずもないaruhazumonai水mizuたまりにtamarini白shiroいi翼tsubasaをwo映utsuすよsuyo
Shylpeed 幻maboroshiのようにnoyouni一日ichinichiがga終owaればいいrebaii
赤色akairoのno日差hizaしshi唇kuchibiruにni触fuれるreru前maeにni
あなたにanatani会aいたいitai
このkono羽haneがga欲hoしいならshiinara大事daijiなものをnamonowo差saしshi出daせとseto
「私watashiはこのhakono季節kisetsuしかshika咲saかないkanai花hanaですdesu」
手紙tegamiをwo約束yakusokuのno木kiのno下埋shitauめたmeta時tokiにはniha
もうmou私watashiはha少女syoujoではなくdehanaku自分jibunさえなくなっていたsaenakunatteita
Shylpeed 黒髪kurokamiをほどきwohodoki階段kaidanをwo駆kaけke上aがったgatta
このkono街machiをwo見渡miwataせるseru高takaいi場所basyoからkara
あなたをanatawo探sagaすよsuyo 手teをwo広hiroげてgete
たとえばあのtatoebaano錆saびれたbireta廃屋haiokuでde
美utsukuしいshii歌utaをwo彼女kanojoはha歌utaうよuyo
ねえnee自分jibunであることdearukoto誰dareかがkaga言yuうほどuhodo
そんなにsonnani大事daijiなものなんだろうかってnamononandaroukatte
Shylpeed 幻maboroshiのようにnoyouni一日ichinichiがga終owaればいいrebaii
赤色akairoのno日差hizaしshi唇kuchibiruにni触fuれるreru前maeにni
あなたにanatani会aいたいitai