Vermillion 僕ぼくらは生いきることにしがみついたけれど
Vermillion それを格好悪かっこわるいとは思おもわない
真まっすぐ過すぎる君きみだから
自分じぶんの椅子いすが見みえないと
冬ふゆの枝えだのようにぽっきり折おれるようで心配しんぱいなんだ
あの日丸ひまるめたままの紙切かみきれを押おし付つけて走はしってった
―僕ぼくを覚おぼえていて―
指ゆびで文字もじをなぞっては 大声おおごえで泣ないた夕映ゆうばえ
Vermillion 僕ぼくらは生いきることにしがみついたけれど
Vermillion それを格好悪かっこわるいとは思おもわない
知しらぬ間まにつくってた
かすり傷きずから溢あふれる
その朱あかく愛いとしいもの
手てを触ふれずに見みつめていたよ
窓まどの外そとの気配けはいに君きみの名なを呼よびながらしゃがみ込こんだ
僕ぼくはこの世界せかいの全すべてを知しってはいけない
たとえ君きみをなくしても
Vermillion 僕ぼくらの中なかに静しずかに流ながれてるものは
Vermillion あの空そらより朱あかく激はげしいものだよ
朱あかく激はげしいものだよ
無性むしょうに喉のどが乾かわくのは僕ぼくに生うまれ始はじめた
生いきたいという叫さけびたいほどの真実しんじつ
Vermillion 僕ぼくらは生いきることにしがみついたけれど
Vermillion それを格好悪かっこわるいとは思おもわない
Vermillion 僕ぼくらの中なかに静しずかに流ながれてるものは
Vermillion あの空そらより朱あかく激はげしいものだよ
朱あかく激はげしいものだよ
Vermillion 僕bokuらはraha生iきることにしがみついたけれどkirukotonishigamitsuitakeredo
Vermillion それをsorewo格好悪kakkowaruいとはitoha思omoわないwanai
真maっすぐssugu過suぎるgiru君kimiだからdakara
自分jibunのno椅子isuがga見miえないとenaito
冬fuyuのno枝edaのようにぽっきりnoyounipokkiri折oれるようでreruyoude心配shinpaiなんだnanda
あのano日丸himaruめたままのmetamamano紙切kamikiれをrewo押oしshi付tsuけてkete走hashiってったttetta
―僕bokuをwo覚oboえていてeteite―
指yubiでde文字mojiをなぞってはwonazotteha 大声oogoeでde泣naいたita夕映yuubaえe
Vermillion 僕bokuらはraha生iきることにしがみついたけれどkirukotonishigamitsuitakeredo
Vermillion それをsorewo格好悪kakkowaruいとはitoha思omoわないwanai
知shiらぬranu間maにつくってたnitsukutteta
かすりkasuri傷kizuからkara溢afuれるreru
そのsono朱akaくku愛itoしいものshiimono
手teをwo触fuれずにrezuni見miつめていたよtsumeteitayo
窓madoのno外sotoのno気配kehaiにni君kimiのno名naをwo呼yoびながらしゃがみbinagarasyagami込koんだnda
僕bokuはこのhakono世界sekaiのno全subeてをtewo知shiってはいけないttehaikenai
たとえtatoe君kimiをなくしてもwonakushitemo
Vermillion 僕bokuらのrano中nakaにni静shizuかにkani流nagaれてるものはreterumonoha
Vermillion あのano空soraよりyori朱akaくku激hageしいものだよshiimonodayo
朱akaくku激hageしいものだよshiimonodayo
無性musyouにni喉nodoがga乾kawaくのはkunoha僕bokuにni生uまれmare始hajiめたmeta
生iきたいというkitaitoiu叫sakeびたいほどのbitaihodono真実shinjitsu
Vermillion 僕bokuらはraha生iきることにしがみついたけれどkirukotonishigamitsuitakeredo
Vermillion それをsorewo格好悪kakkowaruいとはitoha思omoわないwanai
Vermillion 僕bokuらのrano中nakaにni静shizuかにkani流nagaれてるものはreterumonoha
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朱akaくku激hageしいものだよshiimonodayo