クルマの後部座席こうぶざせきに 小ちいさな夏なつの忘わすれ物もの
窓まどから投なげ捨すてたけど この胸むねにこびりつく未練みれん
不潔ふけつなホテルの部屋へやで あの夏なつ お前まえを抱だいた
特別とくべつ 蒸むし暑あつい夜よる 心こころまで脱ぬがせずにいた
青あおい海うみ 白しろい波なみ
このやるせない気持きもち もうどうにもならない
「自分じぶんの話はなしはやめて あたしの話はなしを聞きいて!」
そんなこと言いっていたよな 今いまなら聞きいてやれるのに
燃もえる海うみ 荒あれる波なみ
きっと他ほかの誰だれひとり この胸むねに棲すめない
クルマを買かい替かえたのさ 前まえより地味じみなクルマを
こういう引ひきの美学びがくで 磨みがくのだ 男おとこの質しつを
こういう引ひきの美学びがくで 始はじめるさ 次つぎの季節きせつを
クルマkurumaのno後部座席koubuzasekiにni 小chiiさなsana夏natsuのno忘wasuれre物mono
窓madoからkara投naげge捨suてたけどtetakedo このkono胸muneにこびりつくnikobiritsuku未練miren
不潔fuketsuなnaホテルhoteruのno部屋heyaでde あのano夏natsu おo前maeをwo抱daいたita
特別tokubetsu 蒸muしshi暑atsuいi夜yoru 心kokoroまでmade脱nuがせずにいたgasezuniita
青aoいi海umi 白shiroいi波nami
このやるせないkonoyarusenai気持kimoちchi もうどうにもならないmoudounimonaranai
「自分jibunのno話hanashiはやめてhayamete あたしのatashino話hanashiをwo聞kiいてite!」
そんなことsonnakoto言iっていたよなtteitayona 今imaならnara聞kiいてやれるのにiteyarerunoni
燃moえるeru海umi 荒aれるreru波nami
きっとkitto他hokaのno誰dareひとりhitori このkono胸muneにni棲suめないmenai
クルマkurumaをwo買kaいi替kaえたのさetanosa 前maeよりyori地味jimiなnaクルマkurumaをwo
こういうkouiu引hiきのkino美学bigakuでde 磨migaくのだkunoda 男otokoのno質shitsuをwo
こういうkouiu引hiきのkino美学bigakuでde 始hajiめるさmerusa 次tsugiのno季節kisetsuをwo