遠とおい遠とおい物語ものがたり
昔聴むかしきいた古ふるい歌うた
戻もどらぬ日々ひびを思おもい
ただ涙なみだにくれるばかり
夕闇ゆうやみの窓辺まどべに立たち
寄より添そい雲くもを眺ながめた
そして星ほしが灯ともると
あの人ひとはギターを弾ひいて
二人ふたりで恋こいの歌うたをささやきあった
夜明よあけまで
時ときは流ながれ花はなは散ちり
恋人こいびとは去さってしまった
戻もどらぬ日々ひびを思おもい
ただ涙なみだにくれるばかり
哀かなしみが私わたしの胸むね
冷つめたい雨あめで濡ぬらす
昔聴むかしきいた古ふるい歌うた
煙草タバコの煙けむりに浮うかんで
夢ゆめのように儚はかなく
かき消けされた物語ものがたり
遠tooいi遠tooいi物語monogatari
昔聴mukashikiいたita古furuいi歌uta
戻modoらぬranu日々hibiをwo思omoいi
ただtada涙namidaにくれるばかりnikurerubakari
夕闇yuuyamiのno窓辺madobeにni立taちchi
寄yoりri添soいi雲kumoをwo眺nagaめたmeta
そしてsoshite星hoshiがga灯tomoるとruto
あのano人hitoはhaギタgitaーをwo弾hiいてite
二人futariでde恋koiのno歌utaをささやきあったwosasayakiatta
夜明yoaけまでkemade
時tokiはha流nagaれre花hanaはha散chiりri
恋人koibitoはha去saってしまったtteshimatta
戻modoらぬranu日々hibiをwo思omoいi
ただtada涙namidaにくれるばかりnikurerubakari
哀kanaしみがshimiga私watashiのno胸mune
冷tsumeたいtai雨ameでde濡nuらすrasu
昔聴mukashikiいたita古furuいi歌uta
煙草tabakoのno煙kemuriにni浮uかんでkande
夢yumeのようにnoyouni儚hakanaくku
かきkaki消keされたsareta物語monogatari