恋人こいびとは南風みなみかぜ 戯たわむれる海うみカモメ
陽ひに灼やけた頬寄ほほよせて
こぼれそうな胸むねを抱だく
そっとおやすみ 瞳ひとみを閉とじて
赤あかい夕陽ゆうひが海うみを染そめるまで
あんなにも太陽たいようは燃もえているはずなのに
何故なぜかしら淋さびしげな横顔よこがおが気きにかかる
どうか教おしえて 涙なみだの理由わけを
長ながい睫毛まつげがやけに濡ぬれている
太陽たいようにほだされて君きみと見みた夢ゆめ
灼熱しゃくねつの浜辺はまべで指ゆびをからめ
大空おおぞらに抱だかれて見みつめ合あう恋こい
終おわりなき最後さいごの夏なつでした
若わかさゆえ儚はかなくも青春せいしゅんは逃にげてゆく
淋さびしくて切せつなくて泣なきながら歩あるいてた
ここへお帰かえり あの日ひのままに
そしてもう一度好いちどすきと言いってくれ
この海うみで口説くどかれてなにも言いえずに
うつむいたお前まえがいじらしくて
ため息いきが出でちゃうような熱あつい口くちづけ
誰だれよりも愛あいした女性ひとでした
Inside Outside U・M・I
太陽たいようにほだされて君きみと見みた夢ゆめ
八月はちがつの気怠けだるい風かぜの中なかで
この愛あいが届とどくならいつか伝つたえて
死しぬ程ほどに恋こいした僕ぼくでした
夏なつの日ひの夢ゆめでした
恋人koibitoはha南風minamikaze 戯tawamuれるreru海umiカモメkamome
陽hiにni灼yaけたketa頬寄hohoyoせてsete
こぼれそうなkoboresouna胸muneをwo抱daくku
そっとおやすみsottooyasumi 瞳hitomiをwo閉toじてjite
赤akaいi夕陽yuuhiがga海umiをwo染soめるまでmerumade
あんなにもannanimo太陽taiyouはha燃moえているはずなのにeteiruhazunanoni
何故nazeかしらkashira淋sabiしげなshigena横顔yokogaoがga気kiにかかるnikakaru
どうかdouka教oshiえてete 涙namidaのno理由wakeをwo
長nagaいi睫毛matsugeがやけにgayakeni濡nuれているreteiru
太陽taiyouにほだされてnihodasarete君kimiとto見miたta夢yume
灼熱syakunetsuのno浜辺hamabeでde指yubiをからめwokarame
大空oozoraにni抱daかれてkarete見miつめtsume合aうu恋koi
終oわりなきwarinaki最後saigoのno夏natsuでしたdeshita
若wakaさゆえsayue儚hakanaくもkumo青春seisyunはha逃niげてゆくgeteyuku
淋sabiしくてshikute切setsuなくてnakute泣naきながらkinagara歩aruいてたiteta
ここへおkokoheo帰kaeりri あのano日hiのままにnomamani
そしてもうsoshitemou一度好ichidosuきとkito言iってくれttekure
このkono海umiでde口説kudoかれてなにもkaretenanimo言iえずにezuni
うつむいたおutsumuitao前maeがいじらしくてgaijirashikute
ためtame息ikiがga出deちゃうようなchauyouna熱atsuいi口kuchiづけduke
誰dareよりもyorimo愛aiしたshita女性hitoでしたdeshita
Inside Outside U・M・I
太陽taiyouにほだされてnihodasarete君kimiとto見miたta夢yume
八月hachigatsuのno気怠kedaruいi風kazeのno中nakaでde
このkono愛aiがga届todoくならいつかkunaraitsuka伝tsutaえてete
死shiぬnu程hodoにni恋koiしたshita僕bokuでしたdeshita
夏natsuのno日hiのno夢yumeでしたdeshita