人ひとの波なみを 止やめたシグナル
流ながれ出だした 車道しゃどうの向むこう
なつかしい あなたが ポツンと 立たっていた
それは 夏なつの午後ごご
どうしていたの? 元気げんきだったの?
心こころでつぶやいた
遠とおくになった 一年前いちねんまえが
あざやかになる…
失なくすものが あまり多おおくて
ついていくのは 無理むりだと告つげた
それでも それでも 誰だれより 愛あいしてた
去年きょねんの夏なつの日ひ
灼やけた陽射ひざし 車くるまがはじく
あなたがふと 私わたしに気きづく
おどろく 瞳ひとみを 一瞬いっしゅん 尖とがらせて
すぐ顔かおそむけた
時ときのはやさに 負まけないでいる
憎にくしみがうれしい
遠とおくなっても 強つよいあなたは
変かわらずにいる…
愛あいだけでは やってゆけない
いつか二人ふたり 悔くやむと思おもった
それでも それでも 誰だれより 愛あいされた
去年きょねんの夏なつの日ひ
そのまなざしに 今いまもきらめく
憎にくしみがうれしい
遠とおくなっても ずるい私わたしを
忘わすれずに いる…
人ひとの波なみが 流ながれはじめて
そう誰だれより 他人たにんの顔かおで
なつかしい あなたが 静しずかに 近ちかづいて
今いま すれちがった
なつかしい 痛いたみが 二人ふたりの 肩先かたさきで
今いま 風かぜになった
人hitoのno波namiをwo 止yaめたmetaシグナルshigunaru
流nagaれre出daしたshita 車道syadouのno向muこうkou
なつかしいnatsukashii あなたがanataga ポツンpotsunとto 立taっていたtteita
それはsoreha 夏natsuのno午後gogo
どうしていたのdoushiteitano? 元気genkiだったのdattano?
心kokoroでつぶやいたdetsubuyaita
遠tooくになったkuninatta 一年前ichinenmaeがga
あざやかになるazayakaninaru…
失naくすものがkusumonoga あまりamari多ooくてkute
ついていくのはtsuiteikunoha 無理muriだとdato告tsuげたgeta
それでもsoredemo それでもsoredemo 誰dareよりyori 愛aiしてたshiteta
去年kyonenのno夏natsuのno日hi
灼yaけたketa陽射hizaしshi 車kurumaがはじくgahajiku
あなたがふとanatagafuto 私watashiにni気kiづくduku
おどろくodoroku 瞳hitomiをwo 一瞬issyun 尖togaらせてrasete
すぐsugu顔kaoそむけたsomuketa
時tokiのはやさにnohayasani 負maけないでいるkenaideiru
憎nikuしみがうれしいshimigaureshii
遠tooくなってもkunattemo 強tsuyoいあなたはianataha
変kaわらずにいるwarazuniiru…
愛aiだけではdakedeha やってゆけないyatteyukenai
いつかitsuka二人futari 悔kuやむとyamuto思omoったtta
それでもsoredemo それでもsoredemo 誰dareよりyori 愛aiされたsareta
去年kyonenのno夏natsuのno日hi
そのまなざしにsonomanazashini 今imaもきらめくmokirameku
憎nikuしみがうれしいshimigaureshii
遠tooくなってもkunattemo ずるいzurui私watashiをwo
忘wasuれずにrezuni いるiru…
人hitoのno波namiがga 流nagaれはじめてrehajimete
そうsou誰dareよりyori 他人taninのno顔kaoでde
なつかしいnatsukashii あなたがanataga 静shizuかにkani 近chikaづいてduite
今ima すれちがったsurechigatta
なつかしいnatsukashii 痛itaみがmiga 二人futariのno 肩先katasakiでde
今ima 風kazeになったninatta