神経質しんけいしつな僕ぼくの頭あたまの中なかが
これ以上いじょうないくらい
散ちらかってた
足元あしもとに火ひをつけて
風かぜの吹ふくまま燃もやせば
煙けむりが町まちを包つつみ大騒おおさわぎ
いつの日ひにかきっと
全すべての人ひととわかり合あえる
そんな夢ゆめを見みていた少年しょうねん
あれは僕ぼくじゃないのか?
もう今いまは誰一人だれひとり
僕ぼくをまともに呼よばない
サイレンを聞ききながら
やっとわかった
歪ゆがんでしまったのさ
顔かおも姿すがたも心こころも全部ぜんぶ
優やさしい言葉ことばだって
知しっていたのに思おもい出だせない
僕ぼくが出でていった後あと
町まちに平和へいわが戻もどった
随分長ずいぶんながい間楽あいだたのしかった
夢ゆめを見みてた
もう帰かえらない
神経質shinkeishitsuなna僕bokuのno頭atamaのno中nakaがga
これkore以上ijouないくらいnaikurai
散chiらかってたrakatteta
足元ashimotoにni火hiをつけてwotsukete
風kazeのno吹fuくままkumama燃moやせばyaseba
煙kemuriがga町machiをwo包tsutsuみmi大騒oosawaぎgi
いつのitsuno日hiにかきっとnikakitto
全subeてのteno人hitoとわかりtowakari合aえるeru
そんなsonna夢yumeをwo見miていたteita少年syounen
あれはareha僕bokuじゃないのかjanainoka?
もうmou今imaはha誰一人darehitori
僕bokuをまともにwomatomoni呼yoばないbanai
サイレンsairenをwo聞kiきながらkinagara
やっとわかったyattowakatta
歪yugaんでしまったのさndeshimattanosa
顔kaoもmo姿sugataもmo心kokoroもmo全部zenbu
優yasaしいshii言葉kotobaだってdatte
知shiっていたのにtteitanoni思omoいi出daせないsenai
僕bokuがga出deていったteitta後ato
町machiにni平和heiwaがga戻modoったtta
随分長zuibunnagaいi間楽aidatanoしかったshikatta
夢yumeをwo見miてたteta
もうmou帰kaeらないranai