止やまぬざわめきに耐たえ切きれず 思おもわず仰あおいだ狭せまい空そらに
君きみのカタチは現あらわれずに 崩くずれて流ながれて消きえ行ゆく雲くも
様変さまがわりした街まちに あの日ひを重かさねてみても
わずかにずれる二人ふたりの影かげに 切せつなくてまた俯うつむいてしまう
気付きづかず速はやまる足音あしおとに 溜息ためいきを絡からめ夜明よあけを待まつ
窓まどの隙間落すきまおちた三日月みかづき 救すくい出だすこともできないまま
乾かわいた喉のどが痛いたむ 右手みぎてがしびれている
取とり留とめなくにじむ涙なみだを ごまかす言葉ことばも見みつからない
君きみと出会であわなければ 苦くるしまずに済すんだの?
違ちがう違ちがうと問といただして 無理矢理瞳閉むりやりひとみとじる毎日まいにち
巻まき戻もどせるのならと 偽いつわりさえ装よそおうけど
瞬まばたきを繰くり返かえす程ほどに 思おもい出でに溶とける君きみの笑顔えがお
音おともなく訪おとずれた如月きさらぎ あの日ひをただ優やさしく包つつんで
止yaまぬざわめきにmanuzawamekini耐taえe切kiれずrezu 思omoわずwazu仰aoいだida狭semaいi空soraにni
君kimiのnoカタチkatachiはha現arawaれずにrezuni 崩kuzuれてrete流nagaれてrete消kiえe行yuくku雲kumo
様変samagaわりしたwarishita街machiにni あのano日hiをwo重kasaねてみてもnetemitemo
わずかにずれるwazukanizureru二人futariのno影kageにni 切setsuなくてまたnakutemata俯utsumuいてしまうiteshimau
気付kiduかずkazu速hayaまるmaru足音ashiotoにni 溜息tameikiをwo絡karaめme夜明yoaけをkewo待maつtsu
窓madoのno隙間落sukimaoちたchita三日月mikaduki 救sukuいi出daすこともできないままsukotomodekinaimama
乾kawaいたita喉nodoがga痛itaむmu 右手migiteがしびれているgashibireteiru
取toりri留toめなくにじむmenakunijimu涙namidaをwo ごまかすgomakasu言葉kotobaもmo見miつからないtsukaranai
君kimiとto出会deaわなければwanakereba 苦kuruしまずにshimazuni済suんだのndano?
違chigaうu違chigaうとuto問toいただしてitadashite 無理矢理瞳閉muriyarihitomitoじるjiru毎日mainichi
巻maきki戻modoせるのならとserunonarato 偽itsuwaりさえrisae装yosooうけどukedo
瞬mabataきをkiwo繰kuりri返kaeすsu程hodoにni 思omoいi出deにni溶toけるkeru君kimiのno笑顔egao
音otoもなくmonaku訪otozuれたreta如月kisaragi あのano日hiをただwotada優yasaしくshiku包tsutsuんでnde