女心おんなごころを 引ひき裂さいて
汽笛きてきひと声こえ 泣なく波止場はとば
死しぬより哀かなしい 別わかれが来くると
知しらずにいたのよ ばかでした
ああ ああ 行いかないで
私わたしを残のこして 船ふねが行ゆく
恋こいの脆もろさを 知しりながら
今度こんどこそはと 信しんじたの
あなたの吐息といきの 波間なみまに揺ゆれた
あの日ひの幸しあわせ 返かえしてよ
ああ ああ 愛あいしても
男おとこは気きまぐれ 別わかれ船ぶね
あんな男おとこと 言いわれても
思おもいきれない 憎にくめない
あなたの身代かわりに なる人ひとなんて
この世よのどこにも いないのよ
ああ ああ 連つれてって
私わたしを泣なかせて 船ふねが行ゆく
女心onnagokoroをwo 引hiきki裂saいてite
汽笛kitekiひとhito声koe 泣naくku波止場hatoba
死shiぬよりnuyori哀kanaしいshii 別wakaれがrega来kuるとruto
知shiらずにいたのよrazuniitanoyo ばかでしたbakadeshita
ああaa ああaa 行iかないでkanaide
私watashiをwo残nokoしてshite 船funeがga行yuくku
恋koiのno脆moroさをsawo 知shiりながらrinagara
今度kondoこそはとkosohato 信shinじたのjitano
あなたのanatano吐息toikiのno 波間namimaにni揺yuれたreta
あのano日hiのno幸shiawaせse 返kaeしてよshiteyo
ああaa ああaa 愛aiしてもshitemo
男otokoはha気kiまぐれmagure 別wakaれre船bune
あんなanna男otokoとto 言iわれてもwaretemo
思omoいきれないikirenai 憎nikuめないmenai
あなたのanatano身代kawaりにrini なるnaru人hitoなんてnante
このkono世yoのどこにもnodokonimo いないのよinainoyo
ああaa ああaa 連tsuれてってretette
私watashiをwo泣naかせてkasete 船funeがga行yuくku