教室きょうしつの窓まどから
水みずのないプールを
眺ながめてた
あの夏なつの陽射ひざしや
アブラゼミ 思おもい出だす
はしゃいでいた友ともの笑わらい声ごえ
遠とおくに聴きこえてくるよ
水みずしぶきあげてた青春せいしゅんは
真まっ赤かな夕陽ゆうひの手前てまえで
影かげになる
人ひとはみな不器用ぶきようで
泳およぎ方かたを忘わすれる
喜よろこびや悲かなしみに
足あしがつかずに
溺おぼれそうで…
銀杏ぎんなんの落葉おちばたち
コンクリのプールの
底そこを埋うめ
次つぎの夏なつ 来くるまで
水面すいめんを待まっている
色いろが褪あせた肌はだの日焼ひやけは
余計よけいに寂さみしくなるね
思おもい出ではいつも消きえて行いき
新あらたな記憶きおくが生うまれて
重かさなるよ
じたばたと足あしがつり
鼻はなに水みずが入はいって
苦くるしみにむせながら
泳およげるように
なってゆくよ
どれだけの水みずを抜ぬき
また入いれるのだろう?
いつの日ひか
プールの底そこが
浅あさく 感かんじるのか?
人ひとはみな不器用ぶきようで
泳およぎ方かたを忘わすれる
喜よろこびや悲かなしみに
足あしがつかずに
溺おぼれそうで…
教室kyoushitsuのno窓madoからkara
水mizuのないnonaiプpuールruをwo
眺nagaめてたmeteta
あのano夏natsuのno陽射hizaしやshiya
アブラゼミaburazemi 思omoいi出daすsu
はしゃいでいたhasyaideita友tomoのno笑waraいi声goe
遠tooくにkuni聴kiこえてくるよkoetekuruyo
水mizuしぶきあげてたshibukiageteta青春seisyunはha
真maっxtu赤kaなna夕陽yuuhiのno手前temaeでde
影kageになるninaru
人hitoはみなhamina不器用bukiyouでde
泳oyoぎgi方kataをwo忘wasuれるreru
喜yorokoびやbiya悲kanaしみにshimini
足ashiがつかずにgatsukazuni
溺oboれそうでresoude…
銀杏ginnanのno落葉ochibaたちtachi
コンクリkonkuriのnoプpuールruのno
底sokoをwo埋uめme
次tsugiのno夏natsu 来kuるまでrumade
水面suimenをwo待maっているtteiru
色iroがga褪aせたseta肌hadaのno日焼hiyaけはkeha
余計yokeiにni寂samiしくなるねshikunarune
思omoいi出deはいつもhaitsumo消kiえてete行iきki
新araたなtana記憶kiokuがga生uまれてmarete
重kasaなるよnaruyo
じたばたとjitabatato足ashiがつりgatsuri
鼻hanaにni水mizuがga入haiってtte
苦kuruしみにむせながらshiminimusenagara
泳oyoげるようにgeruyouni
なってゆくよnatteyukuyo
どれだけのdoredakeno水mizuをwo抜nuきki
またmata入iれるのだろうrerunodarou?
いつのitsuno日hiかka
プpuールruのno底sokoがga
浅asaくku 感kanじるのかjirunoka?
人hitoはみなhamina不器用bukiyouでde
泳oyoぎgi方kataをwo忘wasuれるreru
喜yorokoびやbiya悲kanaしみにshimini
足ashiがつかずにgatsukazuni
溺oboれそうでresoude…