今日きょうが壊こわれて もう、お開ひらきの時間じかんだ
散ちらかった部屋へやを出でて デッキで最後さいごの一杯いっぱい
君きみはまだ若わかい風かぜを シャツの裾すそに飼かっていて
朝あさがやがて来くるはずの 地平線ちへいせんをそっと撫なでる
馬鹿騒ばかさわぎはもう終おわり
ラグの模様もようが変かわってら ピザソースとビールで
時ときに汚よごした人生じんせいは 書かき直なおしたことにして
ふしだらな政治家せいじかに 怒いかるのは分わかるけど
ワイン瓶びんで割わったテレビ 弁償べんしょうはしてもらうぜ
馬鹿騒ばかさわぎはもう終おわり
時ときに自分じぶんを失うしなった気きになるよ 抗こううつ剤ざいや手ての温ぬくみや給付金きゅうふきんや
不在ふざい届とどけや自身じしんの不在ふざいやいや 砂嵐すなあらし 胸騒むなさわぎ 今いまは亡なき 17歳さい
馬鹿騒ばかさわぎはもう終おわり
読よみかけスワン家けのほうへ ゴミ箱ばこのコンドーム
便所べんじょで寝ねてる友人ゆうじん いや、あんた誰だれだっけ
どこまでも行ゆけるけれど、あえて行いかないって顔かおで
この世界せかいに腰掛こしかけては 退屈たいくつと飲のみ交かわした
馬鹿騒ばかさわぎはもう終おわり
僕ぼくらの片手かたてでは 取とりこぼしてしまうんだ
ほら、たった今いま落おとした 車くるまのキーみたいにね
「止やめておきな 死しんじまうよ」 君きみが可笑おかしそうに言いう
「止やめておきな 死しんじまうよ」 確たしかにね 確たしかにね
時ときに自分じぶんを失うしなった気きになるよ 晴はれた土日どにちやアルコールやセロトニンや
深ふかい眠ねむりや海底かいていは暗くらいやいや 砂嵐すなあらし 胸騒むなさわぎ 今いまは亡なき 17歳さい
馬鹿騒ばかさわぎはもう終おわり
頭痛ずつうだけが残のこった狂熱きょうねつ 真夏まなつに干上ひあがるいつかの夢ゆめ
散ちらばった野心やしんと向むこう見みず 微笑ほほえみと無防備むぼうびな迎合げいごう
正ただしさは時々ときどきヒステリー 線路せんろの 朽くちてゆく枕木まくらぎ
五ご月がつの湿しめった土つちの匂におい 影踏かげふみというより影踏かげふみまれ
片かたづけが終おわったら 朝あさが来きたら
僕ぼくらはどこに 向むかうんだろう
それはね それはね 君きみがつぶやく
「それぞれの人生じんせいに戻もどるの」
馬鹿騒ばかさわぎはもう終おわり
今日kyouがga壊kowaれてrete もうmou、おo開hiraきのkino時間jikanだda
散chiらかったrakatta部屋heyaをwo出deてte デッキdekkiでde最後saigoのno一杯ippai
君kimiはまだhamada若wakaいi風kazeをwo シャツsyatsuのno裾susoにni飼kaっていてtteite
朝asaがやがてgayagate来kuるはずのruhazuno 地平線chiheisenをそっとwosotto撫naでるderu
馬鹿騒bakasawaぎはもうgihamou終oわりwari
ラグraguのno模様moyouがga変kaわってらwattera ピザソpizasoースsuとtoビbiールruでde
時tokiにni汚yogoしたshita人生jinseiはha 書kaきki直naoしたことにしてshitakotonishite
ふしだらなfushidarana政治家seijikaにni 怒ikaるのはrunoha分waかるけどkarukedo
ワインwain瓶binでde割waったttaテレビterebi 弁償bensyouはしてもらうぜhashitemorauze
馬鹿騒bakasawaぎはもうgihamou終oわりwari
時tokiにni自分jibunをwo失ushinaったtta気kiになるよninaruyo 抗kouうつutsu剤zaiやya手teのno温nukuみやmiya給付金kyuufukinやya
不在fuzai届todokeやya自身jishinのno不在fuzaiやいやyaiya 砂嵐sunaarashi 胸騒munasawaぎgi 今imaはha亡naきki 17歳sai
馬鹿騒bakasawaぎはもうgihamou終oわりwari
読yoみかけmikakeスワンsuwan家keのほうへnohouhe ゴミgomi箱bakoのnoコンドkondoームmu
便所benjoでde寝neてるteru友人yuujin いやiya、あんたanta誰dareだっけdakke
どこまでもdokomademo行yuけるけれどkerukeredo、あえてaete行iかないってkanaitte顔kaoでde
このkono世界sekaiにni腰掛koshikaけてはketeha 退屈taikutsuとto飲noみmi交kaわしたwashita
馬鹿騒bakasawaぎはもうgihamou終oわりwari
僕bokuらのrano片手katateではdeha 取toりこぼしてしまうんだrikoboshiteshimaunda
ほらhora、たったtatta今ima落oとしたtoshita 車kurumaのnoキkiーみたいにねmitainine
「止yaめておきなmeteokina 死shiんじまうよnjimauyo」 君kimiがga可笑okaしそうにshisouni言iうu
「止yaめておきなmeteokina 死shiんじまうよnjimauyo」 確tashiかにねkanine 確tashiかにねkanine
時tokiにni自分jibunをwo失ushinaったtta気kiになるよninaruyo 晴haれたreta土日donichiやyaアルコarukoールruやyaセロトニンserotoninやya
深fukaいi眠nemuりやriya海底kaiteiはha暗kuraいやいやiyaiya 砂嵐sunaarashi 胸騒munasawaぎgi 今imaはha亡naきki 17歳sai
馬鹿騒bakasawaぎはもうgihamou終oわりwari
頭痛zutsuuだけがdakega残nokoったtta狂熱kyounetsu 真夏manatsuにni干上hiaがるいつかのgaruitsukano夢yume
散chiらばったrabatta野心yashinとto向muこうkou見miずzu 微笑hohoeみとmito無防備muboubiなna迎合geigou
正tadaしさはshisaha時々tokidokiヒステリhisuteriー 線路senroのno 朽kuちてゆくchiteyuku枕木makuragi
五go月gatsuのno湿shimeったtta土tsuchiのno匂nioいi 影踏kagefuみというよりmitoiuyori影踏kagefumiまれmare
片kataづけがdukega終oわったらwattara 朝asaがga来kiたらtara
僕bokuらはどこにrahadokoni 向muかうんだろうkaundarou
それはねsorehane それはねsorehane 君kimiがつぶやくgatsubuyaku
「それぞれのsorezoreno人生jinseiにni戻modoるのruno」
馬鹿騒bakasawaぎはもうgihamou終oわりwari