春はるを待まつ木きは堪たえ忍しのぶ 冷つめたい北風きたかぜに吹ふかれても
痩やせた姿すがたのその中なかに 灯ともす命いのちの強したたかさ
耐たえて咲さかせる 花はなもある
他人たにんに言いわせりゃ ちっぽけな たった一ひとつの蕾つぼみでも
嗚呼ああ 明日あしたに続つづく…
固かたい決意けついも削けずり去さる 世間せけんの波なみに打うたれても
此処ここは動うごかぬ譲ゆずらぬと 岩いわの如ごとくに食くいしばる
たとえこの身みが 砕くだけ散ちり
石いしの欠片かけらとなろうとも 泣なかず恨うらまず俯うつむかず
今日きょうという日ひを生いき抜ぬいて 僅わずかながらも笑わらえたら
嗚呼ああ 明日あしたに続つづく…
春haruをwo待maつtsu木kiはha堪taえe忍shinoぶbu 冷tsumeたいtai北風kitakazeにni吹fuかれてもkaretemo
痩yaせたseta姿sugataのそのnosono中nakaにni 灯tomoすsu命inochiのno強shitataかさkasa
耐taえてete咲saかせるkaseru 花hanaもあるmoaru
他人taninにni言iわせりゃwaserya ちっぽけなchippokena たったtatta一hitoつのtsuno蕾tsubomiでもdemo
嗚呼aa 明日ashitaにni続tsuduくku…
固kataいi決意ketsuiもmo削kezuりri去saるru 世間sekenのno波namiにni打uたれてもtaretemo
此処kokoはha動ugoかぬkanu譲yuzuらぬとranuto 岩iwaのno如gotoくにkuni食kuいしばるishibaru
たとえこのtatoekono身miがga 砕kudaけke散chiりri
石ishiのno欠片kakeraとなろうともtonaroutomo 泣naかずkazu恨uraまずmazu俯utsumuかずkazu
今日kyouというtoiu日hiをwo生iきki抜nuいてite 僅wazuかながらもkanagaramo笑waraえたらetara
嗚呼aa 明日ashitaにni続tsuduくku…