奇跡 歌詞 茅原実里 ふりがな付

生うまれゆく 小ちいさな生命いのち
手てのひらで そっと包つつんだ
汚けがれの知しらない 澄すみきった瞳ひとみ

人ひとはみんな 旅路たびじの中なかで
ゴールのない 道みちを進すすむよ
つまずいたって 陽ひはまた昇のぼり
立たち上あがれる 不思議ふしぎな力ちからで

歩あるいていく たったひとつ
譲ゆずれない未来みらいが欲ほしいから
どこまででも 歩あるいていく
胸むねに抱だいた誇ほこり信しんじて

きっと 夢ゆめに会あえるだろう
みんな 孤独こどくじゃない夢ゆめに

やがて季節ときが 過すぎ去さっても
忘わすれない小ちいさな光ひかりを
あなただけは 覚おぼえていて
雨上あめあがりに咲さいた奇跡きせきを

今日きょうも明日あすも 彷徨さまよう蜃気楼しんきろうに
世界中せかいじゅうで 誰だれかが泣ないているよ
なぜ 人ひとは人ひとを傷きずつけては
罪つみを背負せおうのだろう?

生うまれゆく 小ちいさな生命いのち
終おわりのない 旅路たびじの果はてに…

歩あるいていく たったひとつ
守まもりたい未来みらいがあるから
どこまででも 歩あるいていく
胸むねに灯ともる愛あいを掲かかげて

きっと 夢ゆめに会あえるだろう
みんな 孤独こどくじゃない夢ゆめに
さあ 夢ゆめの話はなししよう
きっと ひとりじゃないから
みんな この星ほしに生うまれて
みんな この星ほしに帰かえろう。