誰だれかになろうとしている
弱よわくて脆もろい僕ぼくは絵えに戻もどらないように
すぐに染そまっていくよ
髪かみを撫なでた 僕ぼくが困こまってるんだ
青色あおいろの絵えの具ぐが今日きょうも
丁度ちょうど、足たりなくなって
自分じぶんを取とり除のぞいて 自分じぶんを繕つくろって生いきる
僕ぼくの中なかに僕ぼくが湧わいて飲のんだ 蓋ふたは閉とじたまま
壊こわれかけた映像えいぞうに ゆっくりと潜もぐっていく
息継いきつぎの仕方しかたばっか覚おぼえて
春はるを追おい越こしていく
夏なつを気取きどっていく
秋あきを彩いろどっていく
冬ふゆは一人ひとり
飛とべるようにと
飛とべるようにと
震ふるわせた声こえで君きみを呼よぶ
高たかい木きに落おちた夕焼ゆうやけは
爛ただれてしまっていて
風船ふうせんのてっぺんのように 膨ふくらませないように
皺しわ、残のこして 僕ぼくを食たべてるんだ
誰だれのせいでもなく
雨あめを凌しのいでいく
風かぜを拾ひろっていく
息いきを吹ふき返かえしていく
君きみはどこに
向むかってるんだろう
向むかってくんだろう
響ひびかせた声こえで君きみを呼よぶ
どんなに大おおきくしても見みえない声こえ
月明つきあかりの下した
春はるを追おい越こしていく
春はるを追おい越こしていく
冬ふゆは一人ひとり
飛とべるようにと
飛とべるようにと
震ふるわせた声こえで
春はるを追おい越こしていく
夏なつを気取きどっていく
秋あきを彩いろどっていく
冬ふゆは一人ひとり
飛とべるようにと
飛とべるようにと
震ふるわせた声こえで君きみを呼よぶ
弱よわくて脆もろい僕ぼくは絵えに戻もどらないようにした
どんなに大おおきくしても見みえない声こえ
月明つきあかりの下した
誰dareかになろうとしているkaninaroutoshiteiru
弱yowaくてkute脆moroいi僕bokuはha絵eにni戻modoらないようにranaiyouni
すぐにsuguni染soまっていくよmatteikuyo
髪kamiをwo撫naでたdeta 僕bokuがga困komaってるんだtterunda
青色aoiroのno絵eのno具guがga今日kyouもmo
丁度choudo、足taりなくなってrinakunatte
自分jibunをwo取toりri除nozoいてite 自分jibunをwo繕tsukuroってtte生iきるkiru
僕bokuのno中nakaにni僕bokuがga湧waいてite飲noんだnda 蓋futaはha閉toじたままjitamama
壊kowaれかけたrekaketa映像eizouにni ゆっくりとyukkurito潜moguっていくtteiku
息継ikitsuぎのgino仕方shikataばっかbakka覚oboえてete
春haruをwo追oいi越koしていくshiteiku
夏natsuをwo気取kidoっていくtteiku
秋akiをwo彩irodoっていくtteiku
冬fuyuはha一人hitori
飛toべるようにとberuyounito
飛toべるようにとberuyounito
震furuわせたwaseta声koeでde君kimiをwo呼yoぶbu
高takaいi木kiにni落oちたchita夕焼yuuyaけはkeha
爛tadaれてしまっていてreteshimatteite
風船fuusenのてっぺんのようにnoteppennoyouni 膨fukuらませないようにramasenaiyouni
皺shiwa、残nokoしてshite 僕bokuをwo食taべてるんだbeterunda
誰dareのせいでもなくnoseidemonaku
雨ameをwo凌shinoいでいくideiku
風kazeをwo拾hiroっていくtteiku
息ikiをwo吹fuきki返kaeしていくshiteiku
君kimiはどこにhadokoni
向muかってるんだろうkatterundarou
向muかってくんだろうkattekundarou
響hibiかせたkaseta声koeでde君kimiをwo呼yoぶbu
どんなにdonnani大ooきくしてもkikushitemo見miえないenai声koe
月明tsukiaかりのkarino下shita
春haruをwo追oいi越koしていくshiteiku
春haruをwo追oいi越koしていくshiteiku
冬fuyuはha一人hitori
飛toべるようにとberuyounito
飛toべるようにとberuyounito
震furuわせたwaseta声koeでde
春haruをwo追oいi越koしていくshiteiku
夏natsuをwo気取kidoっていくtteiku
秋akiをwo彩irodoっていくtteiku
冬fuyuはha一人hitori
飛toべるようにとberuyounito
飛toべるようにとberuyounito
震furuわせたwaseta声koeでde君kimiをwo呼yoぶbu
弱yowaくてkute脆moroいi僕bokuはha絵eにni戻modoらないようにしたranaiyounishita
どんなにdonnani大ooきくしてもkikushitemo見miえないenai声koe
月明tsukiaかりのkarino下shita