瀬田せたの唐橋からはし ひとりで行いけば
肩かたにひとひら 舞まう桜さくら
夢ゆめをいちずに 追おいかける
あなたの背中せなかが 遠とおざかる
つのる恋こいしさ 抱だきしめて
呼よべば霞かすみの 夕照せきしょうの道みち
琵琶湖びわこはなれて 流ながれる水みずに
揺ゆれてさまよう 木この葉舟はぶね
愛あいという名なの しあわせは
急いそいでしまえば 消きえてゆく
心細こころぼそさに 負まけそうな
にわか雨あめ降ふる 夕照せきしょうの道みち
切きり絵えみたいな 比叡ひえの山やまが
暮くれてゆきます 西にしの空そら
過すぎる季節きせつの さみしさが
かならず絆きずなを つよくする
あなた待まちます いつまでも
紅あかく染そまった 夕照せきしょうの道みち
瀬田setaのno唐橋karahashi ひとりでhitoride行iけばkeba
肩kataにひとひらnihitohira 舞maうu桜sakura
夢yumeをいちずにwoichizuni 追oいかけるikakeru
あなたのanatano背中senakaがga 遠tooざかるzakaru
つのるtsunoru恋koiしさshisa 抱daきしめてkishimete
呼yoべばbeba霞kasumiのno 夕照sekisyouのno道michi
琵琶湖biwakoはなれてhanarete 流nagaれるreru水mizuにni
揺yuれてさまようretesamayou 木koのno葉舟habune
愛aiというtoiu名naのno しあわせはshiawaseha
急isoいでしまえばideshimaeba 消kiえてゆくeteyuku
心細kokorobosoさにsani 負maけそうなkesouna
にわかniwaka雨ame降fuるru 夕照sekisyouのno道michi
切kiりri絵eみたいなmitaina 比叡hieのno山yamaがga
暮kuれてゆきますreteyukimasu 西nishiのno空sora
過suぎるgiru季節kisetsuのno さみしさがsamishisaga
かならずkanarazu絆kizunaをwo つよくするtsuyokusuru
あなたanata待maちますchimasu いつまでもitsumademo
紅akaくku染soまったmatta 夕照sekisyouのno道michi