青とさよなら 歌詞 XOX ふりがな付

嘘うそみたいな青空あおぞらに鳴なり響ひびいたシャッター音おん
長ながい間あいだ割われたままのスマホ画面がめん そのせいなのか
とても脆もろく見みえる…

僕ぼくらは日々ひびを 今いましかない瞬間しゅんかんを閉とじ込こめては
思おもい出だしながらどこかで後悔こうかいするんだ
「バカだよな」

"さよならまでが青春せいしゅん" なんて
どこの誰だれが決きめたアイロニー
もう戻もどらない時間じかん どうしようもないのかな
君きみが笑わらった時ときに頬ほおを伝つたった
涙なみだが胸むねを締しめ付つけていく
僕ぼくから伝つたえた筈はずだったのにね…

真まっさら太陽たいようの熱ねつ 君きみと出会であった季節きせつ
片方かたほうずつの白しろのイヤホン 「この曲きょくいいよね」

忘わすれて (今いまも最多さいた再生さいせい数すうの) しまえば (お気きに入いりプレイリスト)
良いいとか (理由りゆうなんて無なく 笑わらい合あえれば We can draw あの頃ころ…)

ゆっくりと散ちった花はなに
(心こころも 身体からだも 温あたたかさも)
気きづいてたんだ きっと君きみも…
(二人ふたりで幸しあわせ 見失みうしなって)
切きり出だそうとした手てが滑すべり スマホ画面がめん割われた日ひから
時ときは止とまったまま

拾ひろい集あつめてつなぎ合あわせれば 愛いとおしいよ
それでも何故なぜだか心こころに迷まよいはなかった
「言いわなくちゃ」

"さよなら" もう終おわりにしようか
別べつの道みちへと歩あるいて行いくんだ
それぞれ違ちがう花はなを育そだてよう
君きみは少すこし俯うつむきただ頷うなずいた
僕ぼくと同おなじ言葉ことばを伝つたえて
涙なみだの笑顔えがおに 泣なけてくるけど

見上みあげた青空あおぞらに手てをかざす
思おもい出ださないためと剥はがすようなフリしてみた
生うまれ変かわっても もう一度いちど 二人ふたりは
同おなじように出会であって
青色あおいろを描えがけるかな…

「行いかなくちゃ」

"さよならまでが青春せいしゅん" なんて
どこの誰だれが決きめたアイロニー
ねぇ 笑顔えがおで思おもい出だせるまでだろう?
君きみは少すこし早足はやあしで歩あるき出だした
一度いちども振ふり返かえることはなく
時ときは動うごき出だす (一番いちばん愛あいした人ひと)
僕ぼくから伝つたえた 青あおとさよなら