蒼のワルツ 歌詞 Eve アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」主題歌 ふりがな付

懐なつかしさに溺おぼれた まだ青あおかった僕ぼくら
雲くもが残のこる合間あいま ただ太陽たいようを見みていた
おざなりな僕ぼくら 溢あふれだした声こえが
ただ大切たいせつな事ことは 伝つたわらないようにできてた

かたちのない色味いろみを 抱だきしめてみたの
期待きたいと不安ふあんの日々ひびを 後悔こうかいの味あじで知しった
知しらない世界せかいへ 手てを伸のばしたくて
強つよがりのウソなど ポケットにしまった

優やさしさを包つつむ痛いたみも全部ぜんぶ
覚おぼえていたくて

ただ願ねがって願ねがって 生うまれ変かわっても
不確ふたしかな未来みらいを謳うたっては触ふれたくて
伝つたって伝つたって 頬ほおを流ながれる
その涙なみだの味あじは いつかの約束やくそく
ただ灰はいになって 朧おぼろげになって
遠とおく何処どこかへ この夜よるを越こえて蒼あおに染そまる

夜よもすがら夢ゆめを 張はり巡めぐらした想おもいを
見みつからないまま 月つきは影かげを落おとした
寝ねもやらず明あけて 手ても離はなせなくて
憧あこがれる君きみを 遠とおざけてしまった

あの日ひの僕ぼくの眼差まなざしも全部ぜんぶ
霞かすんでしまって

ただ痛いたくて痛いたくて 堪たまらない
空そらの青あおさは深ふかく色いろを孕はらんでは冷つめたくて
伝つたって伝つたって 寄よせ合あう肩かたを
震ふるわせた 微かすかな温ぬくもりを抱いだいては
まだ見みぬ世界せかいへ 花はなは風かぜを待まって
遠とおく何処どこかへ この夜よるを越こえて蒼あおに染そまる

犯おかしてきた過あやまちも その後悔こうかいさえも
かけがえのないものだから

ただ願ねがって願ねがって 生うまれ変かわっても
不確ふたしかな未来みらいを謳うたっては触ふれたくて
伝つたって伝つたって 頬ほおを流ながれる
その涙なみだの味あじは いつかの約束やくそく
ただ灰はいになって 朧おぼろげになって
遠とおく何処どこかへ この夜よるを越こえて蒼あおに染そまる