焦動 歌詞 レトロリロン ふりがな付

頭あたまから爪先つまさきまで
駆かけ巡めぐる衝動しょうどうを
あからさま下向したむきながら
目めを逸そらしてる

何なにかにならなきゃいけない
プレッシャーを
ずっと手てに持もたなきゃいけない
時代じだいに生いきてる

消きえる消きえないかの狭間はざま
いつまでも届とどかぬままだ
僕ぼくらに必要ひつようなものはタイミングでは無なくて
今いまを繋つなぎ止とめる術すべが
分わかればそれだけでいい

苦くるしさを今日きょうも飼かい慣ならせなくて
正ただしさに今日きょうも立たち向むかえなくて
何なにも変かえられない僕ぼくだけが残のこされてく
ぼやけた視界しかいを塗ぬり潰つぶしてる

大切たいせつなものほど
壊こわさなきゃならなくて
この心こころの温度おんども
上あがらない毎日まいにちで
全すべてと向むき合あわなきゃいけないみたいだ
消けせない過去かこも咲さかない夢ゆめも
言いえないままだった本音ほんねも

知しらぬ存ぞんぜぬで過すごせば
いつまでも怯おびえるままだ
僕ぼくらが手放てばなせるものは恥はずかしさしか無なくて
夢ゆめを愛あいし抜ぬける術すべが掴つかめりゃそれだけでいい

悔くやしさを今日きょうも紛まぎらわせなくて
優やさしさに今日きょうも応こたえられなくて
何なにも変かえられない僕ぼくだけが残のこされてく
ぼやけた視界しかいを塗ぬり潰つぶしてる

苦くるしさを今日きょうは誤魔化ごまかさず生いきて
正ただしさに今日きょうは躊躇ためらわず生いきて
何なにも変かえられない僕ぼくだから出来できることを
ぼやけた視界しかいを塗ぬり替かえてく
壊こわれた心こころを取とり戻もどしてく