車窓 歌詞 柴田淳 ふりがな付

きっとこの歌うたは 届とどかないまま消きえていく
君きみに伝つたえたい事ことは まだあったけれど

車窓しゃそうから見みる景色けしきみたいな日々ひびに
いつまで君きみを 探さがし続つづけているの?

今いまさら 元もとに戻もどらない二人ふたりを 悲かなしむのはやめて
今いまさら 元もとに戻もどれない二人ふたりを 責せめることはやめて
昨日きのうも 明日あしたも 僕ぼくはただ歌うたっていこう

きっと抜ぬけ出だせないのは 僕ぼくだけ 君きみは違ちがう
いつか誰だれだったか 気付きづかぬほどになる

新あたらしい出逢であいも無駄むだにしてしまう
いつまで君きみは 僕ぼくを苦くるしめるの?

今いまさら あの日ひに戻もどって 君きみを抱だきしめていたとしても
今いまさら あの日ひに戻もどって あの言葉ことばを取とり返かえしても
昨日きのうも 明日あしたも この歌うたを歌うたっているはず

今いまさら 元もとに戻もどりたい二人ふたりを 夢見ゆめみるのはやめて
今いまさら元もとに戻もどせない二人ふたりに 笑わらって手てを振ふって
昨日きのうも 明日あしたも 宛あてもなく消きえていっても

僕ぼくはただ 歌うたっていこう