むせぶ汽笛きてきを おきざりに
あなたの船ふねが出でる
雨あめの桟橋さんばし 一人ひとり立たてば
なにもかすんで見みえない
行いくなと胸むねに すがりつき
泣なけばよかったの
涙なみだ 涙なみだ 涙なみだ あゝああ枯かれても
待まっていますと 叫さけぶ声こえ
無情むじょうの波止場はとば
人ひとにかくれた 暮くらしでも
命いのちの春はるでした
甘あまい言葉ことばも 海うみの彼方かなた
みんな消きえてく幻まぼろし
別わかれがいつか 来くるようで
心こころおびえてた
涙なみだ 涙なみだ 涙なみだ あゝああちぎれて
白しろいかもめに なれたなら
無情むじょうの波止場はとば
恋こいは儚はかない さだめだと
いまさら知しるなんて
雨あめの燈台とうだい 遥はるか遠とおく
にじむ灯あかりが哀かなしい
あなたと二人ふたり 海峡かいきょうを
越こえてみたかった
涙なみだ 涙なみだ 涙なみだ あゝああ凍こごえて
夢ゆめを散ちらした 雪ゆきになる
無情むじょうの波止場はとば
むせぶmusebu汽笛kitekiをwo おきざりにokizarini
あなたのanatano船funeがga出deるru
雨ameのno桟橋sanbashi 一人hitori立taてばteba
なにもかすんでnanimokasunde見miえないenai
行iくなとkunato胸muneにni すがりつきsugaritsuki
泣naけばよかったのkebayokattano
涙namida 涙namida 涙namida あゝaa枯kaれてもretemo
待maっていますとtteimasuto 叫sakeぶbu声koe
無情mujouのno波止場hatoba
人hitoにかくれたnikakureta 暮kuらしでもrashidemo
命inochiのno春haruでしたdeshita
甘amaいi言葉kotobaもmo 海umiのno彼方kanata
みんなminna消kiえてくeteku幻maboroshi
別wakaれがいつかregaitsuka 来kuるようでruyoude
心kokoroおびえてたobieteta
涙namida 涙namida 涙namida あゝaaちぎれてchigirete
白shiroいかもめにikamomeni なれたならnaretanara
無情mujouのno波止場hatoba
恋koiはha儚hakanaいi さだめだとsadamedato
いまさらimasara知shiるなんてrunante
雨ameのno燈台toudai 遥haruかka遠tooくku
にじむnijimu灯akaりがriga哀kanaしいshii
あなたとanatato二人futari 海峡kaikyouをwo
越koえてみたかったetemitakatta
涙namida 涙namida 涙namida あゝaa凍kogoえてete
夢yumeをwo散chiらしたrashita 雪yukiになるninaru
無情mujouのno波止場hatoba