ふと目めを窓まどにやれば
花水はなみず木きの葉はが揺ゆれてる
いつでもあなただけを
見みつめてたい僕ぼくなのに不覚ふかくだね
幼おさないという文字もじの斜ななめの一筆いっぴつ
ためらい傷きずのように隠かくせば幻まぼろし
恋こいをして 素顔すがおのあなた
守まもらなきゃ そう思おもう
恋衣こいごろも 身みに纏まとうたび
透すき通とおる 白しろい肌はだ
まだ目めを覚さまさないで
僕ぼくが描えがく絵心えごころのない似顔にがお
儚はかないという字じにも人ひとと夢ゆめが棲すむ
ならば恐こわくはないさ すべて越こえてゆく
恋こいゆえに あなたの笑えみは
薄紅うすべにの花霞はながすみ
恋心こいごころ 日毎ひごとに募つのり
指ゆびで梳すく 長ながい髪かみ
恋焦こいこがれ やっと逢あえても
大粒おおつぶの砂時計すなどけい
恋衣こいごろも そっと脱ぬぐ日ひは
痛いたいほど 抱だき締しめる
恋こいをして 虹にじを見みた朝あさ
ふとfuto目meをwo窓madoにやればniyareba
花水hanamizu木kiのno葉haがga揺yuれてるreteru
いつでもあなただけをitsudemoanatadakewo
見miつめてたいtsumetetai僕bokuなのにnanoni不覚fukakuだねdane
幼osanaいというitoiu文字mojiのno斜nanaめのmeno一筆ippitsu
ためらいtamerai傷kizuのようにnoyouni隠kakuせばseba幻maboroshi
恋koiをしてwoshite 素顔sugaoのあなたnoanata
守mamoらなきゃranakya そうsou思omoうu
恋衣koigoromo 身miにni纏matoうたびutabi
透suきki通tooるru 白shiroいi肌hada
まだmada目meをwo覚saまさないでmasanaide
僕bokuがga描egaくku絵心egokoroのないnonai似顔nigao
儚hakanaいというitoiu字jiにもnimo人hitoとto夢yumeがga棲suむmu
ならばnaraba恐kowaくはないさkuhanaisa すべてsubete越koえてゆくeteyuku
恋koiゆえにyueni あなたのanatano笑eみはmiha
薄紅usubeniのno花霞hanagasumi
恋心koigokoro 日毎higotoにni募tsunoりri
指yubiでde梳suくku 長nagaいi髪kami
恋焦koikoがれgare やっとyatto逢aえてもetemo
大粒ootsubuのno砂時計sunadokei
恋衣koigoromo そっとsotto脱nuぐgu日hiはha
痛itaいほどihodo 抱daきki締shiめるmeru
恋koiをしてwoshite 虹nijiをwo見miたta朝asa