レイニーナイター 歌詞 吉野裕行 ふりがな付

雨あめのにおいが 舞まい込こんだ午後ごご六ろく時じごろ
駆かけ出だした足あしはもう止とまらない
何なにか理由りゆうを 付つけなきゃいけない事ことなど
汗あせだくになった今いまではどうでもいい

そうだな続つづけよう、と笑わらいあって
どこまで行いけるか、と肩かたを叩たたく合図あいず
青白あおじろく光ひかる世界せかいの 音おとを聞きいた

乾かわいた土つちが 色いろづいてゆくたび
呼吸こきゅうは熱ねつを帯おびる
夜よるが明あけても そのままのスピードで
降ふりそそいで 流ながれ着ついて
レイニーナイター 走はしれ

暑あつい日差ひざしが 迫せまりくる午前ごぜん五時ごじでも
水みずしぶきは道みちを叩たたいて
騒さわぐ僕ぼくらの 知しらない綺麗きれいなカタチを
作つくり出だそうとしているみたいな空そら

こっからそこまでどれくらいだ
幼おさない頃ころから何なにを探さがしてたんだ
両手りょうてを上あげたら大おおきな 雲くもが落おちた

回まわした腕うでが 突つき抜ぬけるようにほら
雷鳴らいめいの声こえを起おこす
街まちに着ついても また次つぎのスタートだ
鳴なり響ひびいて 積つみ重かさねて
レイニーナイター 誇ほこれ

声こえを合あわせて(声こえを合あわせて) Wow-Oh(Wow-Oh)
越こえてゆけるさ(越こえてゆけるさ) Wow-Oh(Wow-Oh)

選えらんだ今いまが 色いろづいてゆくたび
呼吸こきゅうは熱ねつを帯おびる
いつになろうが そのままのスピードで
降ふりそそいで 流ながれ着ついて
レイニーナイター 走はしれ
雨あめが呼よぶ方ほうへと