この道みち通とおるたびに チクリと思おもい出だすよ
君きみとふたり歩あるいてく 影絵かげえの時間じかんが好すきだった
ふたつの影かげはいつも 微妙びみょうな距離きょりのままで
とりとめのない話はなしばかりしながら 並ならんで伸のびてたね
もどかしいくらいに 不器用ぶきような恋こいだったけど
そういうところも 私わたしたちらしかった
あの日ひとおんなじ茜空あかねぞら 君きみも どこかで見みてるかな
今いまはひとつだけ 揺ゆれるかげぼうし 胸むねがツンとなる
さよならと言いって 踏ふみ出だした現在いまに 迷まよう日ひもあるけど
思おもい出でのなかで 立たち止どまらない自分じぶんでいたいの だから
歩あるき出ださなきゃ
懐なつかしい香かおり ふいに 記憶きおくを呼よび起おこすよ
金木犀きんもくせいの風かぜを胸むねに吸すい込こむ瞬間しゅんかんが好すきだった
冷つめたい指先ゆびさき そっと包つつんでくれた手ては
何気なにげないようで すごくあたたかかった
大丈夫だいじょうぶなんて 幼おさない強つよがり 君きみは気きづいていて
気きづかないふりをしてくれてたんだ 今いまならわかるよ
時ときが戻もどっても きっともう一度いちど 君きみを好すきになるよ
街まちの風景ふうけいも そんな気持きもちも いつかは滲にじんで溶とけてしまうのかな
夕闇ゆうやみがそっと降おりてくる頃ごろ
ずっと泣なけなかった その分ぶんのナミダが ひと粒つぶ落おちた
あの日ひとおんなじ茜空あかねぞら 君きみも どこかで見みてるかな
どうしてか見みてるような気きがするの 笑顔えがおだといいな
さよなら ありがとう 言いえなかったけど 季節きせつがめぐっても
優やさしい思おもい出では いつも私わたしを強つよくしてくれる ずっと
いとしいままで
このkono道michi通tooるたびにrutabini チクリchikuriとto思omoいi出daすよsuyo
君kimiとふたりtofutari歩aruいてくiteku 影絵kageeのno時間jikanがga好suきだったkidatta
ふたつのfutatsuno影kageはいつもhaitsumo 微妙bimyouなna距離kyoriのままでnomamade
とりとめのないtoritomenonai話hanashiばかりしながらbakarishinagara 並naraんでnde伸noびてたねbitetane
もどかしいくらいにmodokashiikuraini 不器用bukiyouなna恋koiだったけどdattakedo
そういうところもsouiutokoromo 私watashiたちらしかったtachirashikatta
あのano日hiとおんなじtoonnaji茜空akanezora 君kimiもmo どこかでdokokade見miてるかなterukana
今imaはひとつだけhahitotsudake 揺yuれるかげぼうしrerukageboushi 胸muneがgaツンtsunとなるtonaru
さよならとsayonarato言iってtte 踏fuみmi出daしたshita現在imaにni 迷mayoうu日hiもあるけどmoarukedo
思omoいi出deのなかでnonakade 立taちchi止doまらないmaranai自分jibunでいたいのdeitaino だからdakara
歩aruきki出daさなきゃsanakya
懐natsuかしいkashii香kaoりri ふいにfuini 記憶kiokuをwo呼yoびbi起oこすよkosuyo
金木犀kinmokuseiのno風kazeをwo胸muneにni吸suいi込koむmu瞬間syunkanがga好suきだったkidatta
冷tsumeたいtai指先yubisaki そっとsotto包tsutsuんでくれたndekureta手teはha
何気nanigeないようでnaiyoude すごくあたたかかったsugokuatatakakatta
大丈夫daijoubuなんてnante 幼osanaいi強tsuyoがりgari 君kimiはha気kiづいていてduiteite
気kiづかないふりをしてくれてたんだdukanaifuriwoshitekuretetanda 今imaならわかるよnarawakaruyo
時tokiがga戻modoってもttemo きっともうkittomou一度ichido 君kimiをwo好suきになるよkininaruyo
街machiのno風景fuukeiもmo そんなsonna気持kimoちもchimo いつかはitsukaha滲nijiんでnde溶toけてしまうのかなketeshimaunokana
夕闇yuuyamiがそっとgasotto降oりてくるritekuru頃goro
ずっとzutto泣naけなかったkenakatta そのsono分bunのnoナミダnamidaがga ひとhito粒tsubu落oちたchita
あのano日hiとおんなじtoonnaji茜空akanezora 君kimiもmo どこかでdokokade見miてるかなterukana
どうしてかdoushiteka見miてるようなteruyouna気kiがするのgasuruno 笑顔egaoだといいなdatoiina
さよならsayonara ありがとうarigatou 言iえなかったけどenakattakedo 季節kisetsuがめぐってもgameguttemo
優yasaしいshii思omoいi出deはha いつもitsumo私watashiをwo強tsuyoくしてくれるkushitekureru ずっとzutto
いとしいままでitoshiimamade