白樺しらかばの 林はやしにかかる
吹雪ふぶきの橇そりよ
遠とおい街まちの灯あかり まだ見みえぬ
風かぜあげて ハイヨー
高たからに 鞭むちを振ふり鳴ならす
うとうとと もたれて眠ねむる
吹雪ふぶきの橇そりよ
旅たびに疲つかれた母ははの顔かお
励はげまして ハイヨー
急いそげと 手綱たづな引ひき違ちがえる
振ふりかえる 果はてなき荒野こうや
吹雪ふぶきの橇そりよ
ちらと瞼まぶたを 重かさねゆく
ふるさとは ハイヨー
どちらが空そらか 暗くらい空そら
鳴なれよ鳴なれよ 鈴すずの音おと高たかく
吹雪ふぶきの橇そりよ
ここは国境こっきょう 北きたの果はて
風かぜあげて ハイヨー
いななけ馬うまよ まだ遠とおい
白樺shirakabaのno 林hayashiにかかるnikakaru
吹雪fubukiのno橇soriよyo
遠tooいi街machiのno灯akari まだmada見miえぬenu
風kazeあげてagete ハイヨhaiyoー
高takaらにrani 鞭muchiをwo振fuりri鳴naらすrasu
うとうととutoutoto もたれてmotarete眠nemuるru
吹雪fubukiのno橇soriよyo
旅tabiにni疲tsukaれたreta母hahaのno顔kao
励hageましてmashite ハイヨhaiyoー
急isoげとgeto 手綱taduna引hiきki違chigaえるeru
振fuりかえるrikaeru 果haてなきtenaki荒野kouya
吹雪fubukiのno橇soriよyo
ちらとchirato瞼mabutaをwo 重kasaねゆくneyuku
ふるさとはfurusatoha ハイヨhaiyoー
どちらがdochiraga空soraかka 暗kuraいi空sora
鳴naれよreyo鳴naれよreyo 鈴suzuのno音oto高takaくku
吹雪fubukiのno橇soriよyo
ここはkokoha国境kokkyou 北kitaのno果haてte
風kazeあげてagete ハイヨhaiyoー
いななけinanake馬umaよyo まだmada遠tooいi