CAGE 歌詞 真空ホロウ ふりがな付

酷ひどく晴はれた朝あさの 虹にじの架かかる空そらが
あの日ひのことなど 消けし去さってしまうから
僕ぼくは羽根はねを毟むしり 痛いたみ目覚めざめさせて
曇くもり空そらの夢ゆめに 今日きょうも眠ねむるのさ
乱反射らんはんしゃする水溜みずたまりの中なかで
蠢うごめいている泣なき虫むしは 僕ぼくの亡骸なきがら
絡からみ付ついて しがみついて
辿たどり着ついて 跪ひざまずいても
まだ 其処そこに生いきている
絡からみ付ついて しがみついて
辿たどり着ついて 跪ひざまずいて
過去かこをずっと離はなさないで
今いまを泣ないていたい
深ふかく瞼まぶたの裏うら 刻きざみ込こまれた過去かこ
あの日僕ひぼくはまだ 何なにも知しらなかった
僕ぼくの羽根はねはまさに 今いまにも飛とべそうだって
昔むかしからの夢ゆめに 脳のうも麻痺まひしていた
絡からみ付ついて しがみついて
辿たどり着ついて 跪ひざまずいてきた
からこそ 生いきていられる
絡からみ付ついて しがみついて
辿たどり着ついて 跪ひざまずいた
過去かこをずっと離はなさないで
今いまを抱だいていたい
例たとえば 僕ぼくが此処ここを出でる時とき
羽根はねなんてモノは 別べつになくったっていい
だからこそ僕ぼくは 僕ぼくだけの姿すがたで fly その時ときまで
絡からみ付ついて しがみついて
辿たどり着ついて 跪ひざまずいてきた
今いま 此処ここに生いきている
絡からみ付ついて しがみついて
辿たどり着ついて 跪ひざまずいた
過去かこをずっと離はなさぬように
今いまを鳴ないているのさ