泡沫うたかた、そのまほろば
触ふれたくて・・・
そっと指ゆびで、撫なでたくても
残のこる灯火ともしびが、僕ぼくを邪魔じゃまする
君きみの静寂しじま 恋こいせども
焔ほむらは消きえない
ああ・・・ それなら
君きみの傍かたわらで この身み、沈しずめよう
心こころだけを殺ころして
泡沫うたかた、君きみのようだ
触ふれて壊こわさぬように
刹那せつな、哀あいのまほろば
見守みまもるよ
行いき場ばの無ない「優やさしさ」だけ
僕ぼくの心こころを漂ただようばかり
それが無駄むだだとしても
これしか出来できない
失うしなって気付きづいてしまう、と
僕ぼくは分わかってた臆病おくびょうなだけだった
泡沫うたかた、君きみのようだ
遅おそすぎたエゴイズム
伝つたえることも出来できず
消きえてった・・・
君きみを困こまらせたいほど
真実しんじつの愛あいなのに
終焉しゅうえんのさだめから
逃にげていた
泡沫うたかた、夢ゆめのような
仮初かりそめの恋こいでした
決けっして思おもい出でになど
させはしない
いつまでも
泡沫utakata、そのまほろばsonomahoroba
触fuれたくてretakute・・・
そっとsotto指yubiでde、撫naでたくてもdetakutemo
残nokoるru灯火tomoshibiがga、僕bokuをwo邪魔jamaするsuru
君kimiのno静寂shijima 恋koiせどもsedomo
焔homuraはha消kiえないenai
ああaa・・・ それならsorenara
君kimiのno傍katawaらでrade このkono身mi、沈shizuめようmeyou
心kokoroだけをdakewo殺koroしてshite
泡沫utakata、君kimiのようだnoyouda
触fuれてrete壊kowaさぬようにsanuyouni
刹那setsuna、哀aiのまほろばnomahoroba
見守mimamoるよruyo
行iきki場baのno無naいi「優yasaしさshisa」だけdake
僕bokuのno心kokoroをwo漂tadayoうばかりubakari
それがsorega無駄mudaだとしてもdatoshitemo
これしかkoreshika出来dekiないnai
失ushinaってtte気付kiduいてしまうiteshimau、とto
僕bokuはha分waかってたkatteta臆病okubyouなだけだったnadakedatta
泡沫utakata、君kimiのようだnoyouda
遅osoすぎたsugitaエゴイズムegoizumu
伝tsutaえることもerukotomo出来dekiずzu
消kiえてったetetta・・・
君kimiをwo困komaらせたいほどrasetaihodo
真実shinjitsuのno愛aiなのにnanoni
終焉syuuenのさだめからnosadamekara
逃niげていたgeteita
泡沫utakata、夢yumeのようなnoyouna
仮初karisoめのmeno恋koiでしたdeshita
決kextuしてshite思omoいi出deになどninado
させはしないsasehashinai
いつまでもitsumademo